今ここに在る命の記事一覧

今ここに在る命一覧

今ここに在る命

 

5年間、仕事をしながら母親を自宅で介護して最期を看取った喜多忍さん(68)に突然襲った病魔。

脳梗塞で倒れ、続いて心筋梗塞、肺に腫瘍と、次々に病に冒された4年間の病気との闘いの記録を「手記 60歳からの出発 今ここにある命」と題してシリーズで掲載する。

多くの人に生きる力を与えられればと願い。

No.17 記憶障害との闘い

この2、3年違和感を覚えてきたことがある。

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No.16 柏への転居

退院してから私の時間の配分は大きく変わった。
冷静に手術を断り、一見強い意志で、自分を律しているように見せていたが、死の恐怖は絶えず襲ってきた。特別な予定がない時は、墓参りがその日のスタートになった。

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No.15 体の異変

7月中旬(04年)に入って、散歩の途中息切れを感じることが何度かあった。少しペースが速過ぎたかとあまり気にもしないでいた。が、その日は起きた時から心臓が苦しく息苦しさを感じ、居ても立っても居られず救急車で病院へ運ばれた。 

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No.14 命懸けの運転教習

海辺の店の大きな駐車場での特訓が始まった。平日の午後とあって客はまばら、駐車する車もほとんどない。

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No.13 意外な提案

虐待?拷問?そんな日が続いた。2週間経ったある日、突然「外に昼飯を食べに行きます」と車椅子が運ばれてきた。

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No.12 ハードな1日

それほど汗をかいた訳でもないのに、そのままシャワーをすることになった。爽快な気分を期待した。

しかし、ただのシャワーではなかった。少し熱めだったり、ぬるめだったり、冷たかったりとシャワーの温度を変え交互に20分以上。これも外から筋肉に刺激を与えるリハビリだった。

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No.11 さまざまなリハビリ

3人組は、テニスボールを握って指を広げたり、指先をハンドグリップに引っ掛けて指先を開かせたりすることを1日1時間、B型ダンベルを左手で300回(筋力アップ)のノルマを課して帰った。

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10 必死で声を出す

現役の学生・Wは2人の助手の他に、重要な役目を担っていた。声を出すトレーニングが彼の担当だ。

それにしても医学的とは言えない方法だ。応援団がやる、腹から絞り出し、のどを潰すやり方で「あああ、ううう」を練習させられる。ア行から順番に出していく、しかしどれも同じようで微妙に違う発声になっている。

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9 いよいよリハビリ開始

何だか分からない内にリハビリは始まった。右手の指をこじ開けてテニスボールをもたせ、手首にリストバンド、足首にアンクルリストをつけられた。これで体を移動させベッドの端まできて、座り両足を床につけるように指示される。

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