8 今後の打ち合わせ
彼らは月水金それに土日のどちらかに来てくれることになった。時間は午前10時から昼食と休憩をはさんで午後3時まで約5時間、3人でリハビリをしてくれることが決まった。「早速、明日からきます、何か質問はあるか」と聞かれたので、私の願望をぶつけてみた。
7 排泄の悩み
言いがたい屈辱を味わうこととなった。
トイレが我慢できない、しかも大の方だ。仕方なくナースコールをする。こればかりはいくら意地を張っても負けてしまった。
6 先輩へ相談
自分の体が動かない、声が出ない…そんな状況を忘れてしまっている。社員らが来ても声も出ず、何も話すことができない。不安を大きくするだけだということに気付いていない。
5 周囲への対応
何人かに倒れたことを電話で知らせるよう指示した。会社の社員を含め数人に留めさせた。
しかしまだ、会う訳には行かない。知らせるだけだ。
4 味覚障害
朝食は、おかゆと牛乳だけだ。おかゆはスプーンも使わず、飲めるほどのうすさだ。牛乳も一気に飲み干してしまった。何か味がおかしい。病院食は食べたことが無いので、塩分の少ない食事はこんなにも味気ないものかと納得していた。妻がデザートとして出してくれた一切れのメロンも味がしない。
3 体が動かない
左手で右手の指をそーと触ってみる。冷たい。つめでつねってみる。鈍い。左手で右手を持ち上げてみる。離すと支えられない。
2 突然の異変
乳がんの手術をした母は、認知症で昼夜逆転して、寝たきり(3年間)になってしまった。5年間の在宅介護の末、黄泉の国に旅立ったのは2003年の8月だった。
1 介護ベッドが届く
やっとベッドの組み立てが終わった。
重い物を持てない私のために手伝ってくれる友人たちの時間と私の予定がうまく調整できなかったり、雨に邪魔されたりと延び延びになって、話が出てから2カ月近くも経過した。
