トップニュース 2012年11月号 | ||||||
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●優勝 人魚ジャパン フリーダイビング世界選手権 |
日本女子団体優勝二連覇達成! 9月にフランスで開催されたフリーダイビング世界選手権女子団体戦で、浦安市在住の廣瀬さんら3人で構成する日本チーム(通称 人魚ジャパン)が677・4ポイントを獲得、2位のフランスの609ポイントに大差をつけ優勝、二連覇を達成した。 フリーダイビングは、タンク等の呼吸器材を一切使わず一息でどれだけ潜れるかを競うもの。1チーム3名で潜水時間、距離、深度の3種目を競技し、9つのスコアの合計点で勝敗を決める。「結果的には大差だったが、自分達のベストパフォーマンスをすることにこだわった」と勝因を話すのは山本哲也監督。 「高得点を狙おうと少しでも無理をするとジャッジで失格になる恐れもある。確実にスコアを取るための駆け引きも重要。相手チームの情報収集も必要不可欠で、意外と頭脳戦。だが今回は日本の3選手のスコアがずば抜けていた。個人戦だったとしてもトップ3の成績だった」と振り返る。 人魚ジャパンの廣瀬花子さん(26)は「前回初優勝したので今大会はプレッシャーも大きく、金メダルが取れてホッとした」と話す。伊豆七島の御蔵島で幼少の頃からイルカと一緒に泳ぐなど海に親しんでいたが、高校時代に当時の第一人者で前回の人魚ジャパンの一人、松元恵さんの指導を受け、競技者としての実力を養ってきた。 今大会のメンバーは他に同じく浦安市の平井美鈴さん(39)と、沖縄県の福田朋夏さん(34)。 「次の2014年の世界選手権にも二人と一緒に出場し、まだどこの国もなし得ていない三連覇を目指したい」と話す廣瀬さん。フリーダイビングの魅力を伝え、競技人口を増やすことにも力を入れたいと話す。 ▽フリーダイビングについての問い合わせTEL:047〜304〜8915(トゥルーノース) 写真 |
WBCユース世界ライト級チャンピオン |
ボクシング世界王者 八千代市出身 斉藤司選手 八千代市にある三谷大和スポーツジム所属の斉藤司選手(22)は8月、後楽園ホールで行われたWBCユース世界ライト級タイトルマッチで、タイのラジャクル・ソー・ルンワッタナ選手を2ラウンド1分58秒、TKOで倒し、チャンピオンの座に輝いた。 「ユース」とは、18歳以上23歳以下の選手が出場できる大会のこと。 斉藤選手は千葉市立さつきが丘小6年の時、初めての習い事として出合ったのがボクシングだった。男兄弟5人の4番目。家族、兄弟の絆が強い環境の中で育った。 中学卒業後は三谷大和会長の下、寮生活をし、毎日の厳しい練習を積み重ねた結果17歳でプロデビュー。「小さい頃はボクシングの素質はなかったけれど努力の才能は有った。人の4倍練習した」と三谷会長。 強い心と根性は誰にも負けない。得意技は左フック。「腕一本で稼げるスポーツという所に強く惹かれた。とにかく、ボクシングが大好きで、やめようと思った事は一度もない。練習を積む事によって日々強くなっていく自分が好き」と語る斉藤選手。 タイのスーパーライト級チャンピオン、エーククンポン(22)が相手という初防衛戦は21日後楽園ホールで行われる。「ユースの世界チャンピオンは自分にとっての通過点。さらに上を目指すためにも負けるわけにはいかない」と力強く語る。若さと情熱あふれる斉藤選手は、これからもファンの期待にこたえてくれるに違いない。 ▼「三谷大和スポーツジム」八千代市八千代台東1〜44〜13。 写真 |
第二回城下町アート展 さくらーと2012 |
佐倉市ゆかりのアーティストが集結 佐倉市ゆかりのアーティストによる展示やライブが同市新町の旧平井家住宅で、17日(土)の前後3日間開催される。会場の旧平井家は明治期の建築で大正から昭和初期の袖蔵や座敷などが残り、当時の商家建築の意匠や技法を見ることができる。 貴重な物や人を有する「歴史のまち・佐倉」を見直すきっかけにして欲しいと、地元佐倉市の若者が企画運営し好評を博したイベントの第2弾。実行委員会代表を務めるのは、佐倉・城下町400年記念イメージキャラクター「カムロちゃん」の作者、誰か(すいか)さん。 誰か(すいか)さんが、同市在住のルパン三世の原作者モンキー・パンチ氏に熱いラブコールを送ったところ、ルパン三世と「カムロちゃん」がイラストで共演する夢のような企画が実現した。二人はトークライブにも登場してイベントを盛り上げることになっている。 シンガーの南壽あさ子、ハワイアンミュージックのうすいなおこらのライブの他、写真、切り絵、ガラス細工、水墨画、組子細工など多種多様なアートの展示やパフォーマンスとのコラボも見ものだ。 「建物を見に来た人がアーティストと出会ったり、アートを見に来た人が建物の歴史に興味を持ったりする。一つでも好きなものを見つけてもらえたらうれしい」と話すのは、造形アーティストとして作品を出品し、広報部長も務めるpo-(ぽー)さん(24)。「自分の生まれ育った佐倉市の歴史をあまり知らなかった。改めて見直すととても面白い。ぜひ地元の若者にたくさん来てほしい」とも。 「旧家にアート作品というミスマッチ感を楽しんでほしい」と誰か(すいか)さん。身近すぎて気づかなかった歴史的財産と自慢したくなるアーティストに出会えそうだ。17日は第14回「時代まつり」が同時開催される。 ▽16日(金)=15時〜19時、オープニングレセプションは17時〜(一般参加自由)。17日(土)=10時〜17時。18日(日)=12時〜17時、トークライブは10時30分〜11時30分、申し込み終了。 写真 |
馬の学校 オリンピッククラブ |
30年の実績 馬の総合技術養成専門学校『アニマル・ベジテイション・カレッジ』は三浦皇成騎手などの多くの有名騎手や厩務員、乗馬インストラクターなどの輩出実績がある。この本格的な専門学校が成田市と芝山町で展開する乗馬クラブが「オリンピッククラブ」だ。メンバーは小学生から90代まで約3000人。 最近、とりわけ人気の乗馬だが、同クラブでは全くの初心者でも3日間の講習で、(社)全国乗馬倶楽部振興協会認定の5級乗馬ライセンスを取得出来るコースがある。5級ライセンスを取得すると全国の乗馬施設で馬のレンタルが可能。シーサイド・ホースバックライディングも夢ではないというのだから、あこがれを現実にするチャンスだ。 「膝痛等のトラブルを抱える人、運動の苦手な人でも無理なく筋力や股関節が鍛えられる。中高年の生涯スポーツにおすすめ」と話すのは、同カレッジ経営の宝馬乗馬学校の江里口裕子校長だ。 「馬は人間の良い友だち。エネルギーをもらって元気になったという方も多い。趣味としての乗馬、馬術を極めたい方、ジュニアからシニアまで多くの方々の要望に応えられる」と江里口校長。 最近では500キロもの大動物である馬にふれて癒される、アニマルセラピー効果も注目されている。1万6000坪の広々とした敷地では370頭の馬たちが待っている。馬装具など、必要なものはすべてレンタル出来る。池袋、秋葉原、成田、千葉の4カ所から無料送迎バス運行中。 ●『アニマル・ベジテイション・カレッジ』で将来の夢を手にしよう! 「ホースマン養成科」「きゅう務員養成科」、「本科 専門課程」「専攻科」「選択科」で生徒募集中。高等学校卒業サポート制度もある。北海道日高には日本で唯一の馬の専修学校『優駿学園』も経営する。学校見学、体験入学も可。 |