高齢社会への取り組み 5



高齢社会への取り組み 5

 先月号で介護の現場では医療職、介護職など多くの職種が即席のチームであるため、より風通しの良い関係を作る事を目的に「顔の見える関係会議」があるという話しをしました。では、現場ではどのように情報を共有しているのか?

 柏市ではここでも新しい取り組みをしています。ICT(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジーの略)といい、行政が管理しているシステムです。これはパソコンやスマートフォンなどを利用して、要介護者の体調や状況の変化など、担当の医療従事者や介護従事者が書き込みや閲覧が出来るいわばパソコンの伝言板です。当然、本人もしくは家族の同意の上、担当者以外は閲覧する事は出来ませんので安心できます。

 今までは体調の変化や薬の服用状況、治療の進行具合、本人や家族の希望などの情報を複数の担当者に伝え、またその返信を複数の担当者に返すなどの煩雑な作業がありました。

 しかしこのICTによって同時に送受信出来きるので、情報共有が速やか、かつ行いやすくなりました。その結果、利用者や家族により良いサービスが提供出来るようになりました。

 これも柏プロジェクトの一つの柱です。実際に利用すると大変便利で、途中から参加した医療・介護職関係者も今までの流れを簡単に把握出来ます。柏市が全国に先駆けて導入運用したのです。今後、全国にも同様のシステムが広まる予定です。

 そう言えば、駅の自動改札も国鉄時代に試験的に導入されたのも柏が全国初でした。面白い偶然ですね。

(柏歯科医師会 黒滝)
 歯科介護支援センター 電話:04・7147・6480。


                                                  

2014年11月26日 高齢社会への取り組み 5 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: かむかむ図書館 健康

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