高齢社会への取り組み 9



高齢社会への取り組み 9

これまで8回にわたり伝えてきた「柏プロジェクト」の内容は、今年の4月から全国で順次行われていきます。もう一度在宅高齢者の口腔ケアが大切かをおさらいしてみる事にしましょう。
もちろん、むし歯や歯周病を予防するためでもあり、おいしく食事をとり、健康を維持していくためです。また、口臭を予防するためでもあります。そして、誤嚥性肺炎の予防です。日本人の死因としては4位が肺炎です。その多くは誤嚥性肺炎といわれ、高齢者の死亡原因としても上位にあげられています。

誤嚥性肺炎の原因の一つは、口腔内の細菌が誤って肺に入ってしますことです。このため、口腔を清潔に保ち、口の中の細菌を減らすことが誤嚥性肺炎の予防に有効であることが分かってきました。

基本的なケアは、何といっても歯ブラシを使用してのブラッシングです。特に就寝時は細菌が繁殖しやすいので、寝る前は念入りに磨きましょう。

歯ブラシは、あまり大きくないものを選びます。硬さは「ふつう」が良いのですが、歯肉が腫れていたり、痛みがあるときは、「やわらかめ」を。

歯ブラシを使用してのブラッシングの後は、歯間ブラシやデンタルフロスを使うと、さらに効果的です。そして、頬の内側や歯肉の清掃、また歯のない方の口腔ケアにはスポンジブラシを使うと良いです。これらのケア用品は口腔内の状態によって適したものが違ってきます。歯科医師、歯科衛生士に指導してもらうと良いでしょう。

口腔ケアは継続することが大切です。家族の精神的な負担も増えてしまいますから、専門的な口腔ケアの相談は、歯科介護支援センター電話04・7147・6480へ。柏歯科医師会が窓口となり対応します。

(柏歯科医師会 黒滝)


                                                  

2015年03月25日 高齢社会への取り組み 9 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: かむかむ図書館 健康

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