薬剤師による ファーストエイド教室2『冷え症』



薬剤師による ファーストエイド教室2『冷え症』

気温がぐっと下がり、冷え症の方にはとても辛い季節がやってきました。冷え症とは体温調節機能の低下により、冷えているような感覚が慢性的にある状態をいいます。

成人女性の2人に1人は冷え症に悩んでいると言われていますが、最近は男女ともに増えており、相談に訪れる方の多くは手先、足先や腰回りの冷えを訴えています。

冷えや低体温は西洋医学では自覚症状に過ぎないとして治療対象とすることはまずありません。一方、漢方医学では冷え症を未病と捉え、肩こり、腰痛、生理痛などの月経トラブル、肌荒れ、免疫力低下などの体調不良をはじめ、病気の原因にもなるとして重要視します。

改善策には、暖かい服装や根菜等の身体を温める食材を使うなど食事の工夫、定期的な運動、ゆっくり湯船につかる入浴などがあります。また、薬局で購入できる漢方薬は顆粒や錠剤のエキス製剤があり、手軽に冷え症の体質改善ができます。

漢方では冷え症をエネルギー、血液、血液以外の体液のバランスの崩れ、すなわち、気と血の不足や、気、血、水の巡りが悪くなることで起こると考えます。一口に冷え症と言っても体質によって違いがあり、例えば、最近の若い女性には血虚(血の不足)による冷えが多く、その特徴は色白で貧血傾向、痩せていて疲れやすく、皮膚は乾燥しがちで、髪は細くツヤがないなどが挙げられます。この場合は血を補う当帰が含まれているものなどが有効です。

処方を選ぶには専門知識が不可欠です。漢方薬を試したい方は漢方薬を扱う薬局など医療機関で相談されてみてはいかがでしょうか。

横尾 洋

よこお薬局
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よこお薬局HP
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2016年11月30日 薬剤師による ファーストエイド教室2『冷え症』 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 健康 薬剤師によるファーストエイド教室

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