薬剤師による ファーストエイド教室8『カビ・ダニ』



薬剤師による ファーストエイド教室8『カビ・ダニ』

ジメジメしてくると気になるのが「カビ」の存在。

自然界で多く見かけるのがアオカビです。アオカビには300を超える種類があるとも言われ、ブルーチーズに使われるなど毒性のないものもあります。

しかし、アオカビをはじめ、自然発生するカビは食べられないものが圧倒的に多く、喉の痛みや咳、倦怠感、皮膚炎など、アレルギーや感染症の原因となる種類や、自然界最強の発がん性物質を作ってしまう種類もあるので注意が必要です。餅やパンなどの食品保存中にカビが生えてしまった場合、生えている部分だけを切り落とすのではなく、廃棄処分した方がよいでしょう。

住まいのカビは「温度」「湿度」「栄養素」の三大条件が揃うと一気に増殖します。これらを抑えていくことがカビ対策の重要なポイントです。温度を抑えるのは難しいため、扇風機や換気扇を使って風通しを良くして部屋の湿度を調節し、カビの栄養素となる埃やダニを丁寧に掃除して梅雨に備えたいものですね。

カビの除去に大きな効果をもたらすのがカビのタンパク質を分解する働きのあるエタノールです。市販されているエタノールには99㌫の無水エタノールと80㌫の消毒用エタノールがあります。99㌫の無水エタノールの方がより強力に思えるかもしれませんが、水分を含んだ方が殺菌力は高くなるため、カビ掃除には消毒用エタノールがお勧めです。なるべく天気のよい日を選んで行い、使用の際には十分に換気をして火気に注意して下さい。

また、手袋、顔に合ったサイズのマスクも着用しましょう。
佐々木 有紀子

ファーコス薬局 下矢切
電話 047・303・2111(松戸市下矢切70‐1)

一般社団法人 松戸市薬剤師会 電話047・360・3600


                                                  

2017年05月31日 薬剤師による ファーストエイド教室8『カビ・ダニ』 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 健康 薬剤師によるファーストエイド教室

トラックバック&コメント

まだトラックバック、コメントがありません。