薬剤師による ファーストエイド教室10『食中毒』



薬剤師による ファーストエイド教室10『食中毒』

私達は毎日の食事で、体力と健康を維持しています。ところが暑くてムシムシした日が続くと、食欲が落ち、水気の多い物がほしくなります。
そんな隙を狙うようにふえるのが食中毒です。食中毒は、胃腸の痛み、吐き気、嘔吐そして下痢を伴い、私達の体力を奪います。原因は幅広く、一番多いのはウィルス、細菌、カビなどです。

ここでは、日常生活で起り易く、予防できる調理と細菌の関係について考えてみましょう。

調理の前には丁寧に手洗いをし、新鮮な食材と清潔な調理器具を用意。特にまな板の使い方に気をつけます。作業の手順を考え、生の肉、魚を出来るだけ最後に切るようにしましょう。
使い終わったまな板の消毒には、塩素系漂白剤キャップ2杯分をとり、5㍑の水で薄めます。その液に2、3分浸した後、水でよくすすぎ、乾燥します。

食肉、土壌、水中に多く存在するウェルシュ菌は空気のない条件を好み、30℃~50℃で活発に繁殖し毒素を産生します。この毒素は加熱してもなくなりません。
調理品はなるべく早く食べきるのが理想ですが、そうもいかない時は容器に小分けするなど、速く温度を下げる工夫をし、冷蔵庫で保存します。

また、ペットボトルを口飲みすると、唾液中の種々の細菌がボトル中に入り込み、知らないうちに菌数をふやしてしまいます。
色・味・臭いに気付く前に、体に悪さをする条件が整ってしまう事もあるので、高温多湿の時期は特に気をつけましょう。
胃腸障害が、激しく長く続く時は、すぐに医療機関を受診しましょう。

佐藤 蓉子

藤調剤薬局
電話 047・340・2640(松戸市八ケ崎1‐32‐6)

一般社団法人 松戸市薬剤師会 電話047・360・3600


                                                  

2017年07月26日 薬剤師による ファーストエイド教室10『食中毒』 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 健康 薬剤師によるファーストエイド教室

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