かかりつけ薬局の知っ得情報 ③



かかりつけ薬局の知っ得情報 ③

先日の平昌オリンピックでは日本人選手の活躍に心を震わす場面が数多くありました。いよいよ2020東京に向け期待も大きく膨らむ中で、ドーピング違反に関する見聞も多くなっています。

ドーピングとは、選手本来の競技能力を向上させるために薬物を使用するだけでなく、検査を拒否したり、自分だけが優位に立とうと他の選手を陥れる行為なども含まれます。今年に入り、他の選手の飲料に禁止物質を混入させる事件が発覚するなど、日本人だから無縁ということは残念ながら言えなくなってしまいました。現在、選手のフェアプレーを証明するのは、自己申告ではなく、大会時や抜きうちで行われる尿や血液検査で禁止物質が含まれていないかで判断するしかないのが実情です。

最近はトップ選手だけでなく幼い頃からプロテインなどのサプリメントを摂取する機会が増えています。自覚なしに禁止物質を摂取してしまう「うっかりドーピング」の他、インターネットなどで容易に買えるサプリメントや薬の適正使用が今後の重要な課題です。

アンチ・ドーピングに限らずフェアプレーの精神、スポーツの価値についてなど、保護者や指導者を含む国民全体の教育が求められている中で、日本にはアンチ・ドーピング機構認定の「スポーツファーマシスト制度」があります。これは一言で言えばドーピングの知識を持ち、防止啓発や情報提供を行う薬剤師の認定制度です。全国で約8000名、千葉県には380名ほどがおり「スポーツファーマシスト検索」で見つけることができます。

sittoku_web松戸市薬剤師会はマラソン部を持ち、麗老サポート、アンチ・ドーピング啓発など地域活動に力を入れています。スポーツ団体や学校等で研修の要望がございましたら当会までご連絡ください。

日本大学松戸歯学部付属病院 小松崎 康文

一般社団法人 松戸市薬剤師会☎047・360・3600


                                                  

2018年03月29日 かかりつけ薬局の知っ得情報 ③ はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: かかりつけ薬局の知っ得情報 健康

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