不正性器出血(女性総合外来より)



不正性器出血(女性総合外来より)

婦人科では外陰部、腟、子宮からの異常な出血を不正性器出血と言います。
次のような不正性器出血があった時は自分で判断せず婦人科を受診しましょう。

①月経が不順で月経かどうかわからない出血がある。
②出血が多量である。または出血が10日以上も続く。
③性交後に出血がある。妊娠の可能性があり出血している。
④閉経後なのに出血する。

【妊娠していない場合】

①外陰部・腟に原因がある場合
●処女膜出血(裂傷)、外陰部潰瘍、腫瘍、腟炎、腟内の異物(タンポンの出し忘れなど)、乱暴な性交

②子宮に原因がある場合
●粘膜ポリープ(子宮内膜ポリープ、子宮頸管ポリープ)、子宮腟部びらん(ただれ)、子宮筋腫、
●子宮内膜炎、子宮内異物(避妊具)、子宮悪性腫瘍(子宮頸癌、子宮体癌)

③卵巣に原因がある場合
●排卵障害による月経異常、卵巣腫瘍(卵巣嚢腫、卵巣癌)、卵巣機能障害

【妊娠している場合】
●流産の始まり、妊娠初期における月経様出血、子宮外妊娠

【閉経後(50代~)】
●ホルモン補充療法による月経様出血、老人性腟炎、子宮悪性腫瘍

【婦人科で確認すること】

①最近の月経の状態=腟、子宮、卵巣、卵管などの異常がないか
②月経異常を来す婦人科以外の病気や影響する薬を内服していないか
③出血が止まりにくい病気がないか④悪性の婦人科の病気がないか

 以上、不正性器出血は、その陰に婦人科の不妊症や良性または悪性腫瘍などが隠れていることがあります。
 つまり病気を発見する手掛かりとなり、受診が早ければご本人にとってもいい結果となるのです。まよわず是非当院婦人科でご相談ください。 

辻仲病院柏の葉では「女性総合外来」(保険診療)を開設し、女性内科医が疾病の早期発見と治療を行っていますので、安心してご相談してください。

担当医師・杉藤佐和(内科医)

「東葛まいにち」2010年7月14日号掲載


                                                  

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2010年07月14日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 爽快!いきいきライフ

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