痔は遺伝するのでしょうか?
【Q】痔は遺伝すると聞きましたが、なりやすい傾向はあるのでしょうか。
【A】ご質問のとおり遺伝します。
親がそのような傾向にあって悪ければ、子どもも悪い。
兄が悪ければ、弟も姉も悪い。
おじが悪ければ、おい、めいが悪いという傾向は強くあります。
もっとも、生まれ育ってきた環境も大きく影響しているでしょう。
例えば、酒を飲む家系、刺激物(食物)を一家中が好物であるなど、後天的に作用して悪影響を及ぼすと考えられます。
また、遺伝的にくる肛門病の特徴の一つは、比較的若い時期に発生することです。
痔は普通、20~30歳くらいから悪くなり始めることが多いのですが、遺伝的な影響を受けている人の場合には、20歳前からすでに悪くなり始めることが多いようです。
もう一つの特徴は病状がかなり早く進行していき、20歳代でどうしても手術せねば治らぬほどになってしまうことが多いことです。
特にこのような事情の人は〝親の遺伝で自分はこんなに苦しむんだ〟などと恨んでもしかたがありませんので、なるべく痔が悪化しないように気を付けること。
そして、いったん悪化しはじめたら、早目に適切な治療を受けておくこと。
どうしても悪くなってしまったら、思い切って手術を受けて、早目に完全に治してしまうことが必要です。
社会に出れば無理な仕事をしなければならない場合もあり、つきあいで酒を飲み、またスポーツを楽しむこともあるでしょう。
痔が悪いために人並みの活動が制限されることは、本人にも周囲にもかなりのマイナスになってしまいます。
特に女性は、結婚、出産となればかなり悪くなってきます。
結婚前に思い切って完全に治すことが理想です。
いつもいうように、たかが痔でしょうが、されど痔で、心身共に苦しむ場合も多いのです。
ひどくなる前に専門医によく相談し、適切な治療を受けて下さい。
(東葛辻仲病院)
2009年09月09日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 爽快!いきいきライフ
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