知っておきたいノロウイルスの予防策

知っておきたいノロウイルスの予防策

【Q】この時季に流行しやすい「ノロウイルス」について予防法などを教えて下さい。

【A】ノロウイルスはヒトの腸で増殖するウイルスで、他の食中毒菌とは異なり、食品内では増殖せずに排出されます。排出されたウイルスは下水を通じて河川、海へと流れ、カキなどの二枚貝の内臓に蓄積されます。

ノロウイルスは熱に弱いので、十分に加熱すれば死滅します。潜伏期間は24時間から48時間で、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、38度以下の発熱などを起こします。

一般的には軽症で2~3日で回復しますが、回復後もウイルスの排出が続くので注意が必要です。感染者の糞便や嘔吐物を片付けるときには、ビニール手袋などで直接手に触れないようにし、使った雑巾などは塩素系漂白剤に浸して消毒して廃棄しましょう。バケツや洗い場なども消毒が必要です。

予防策としては(1)手洗いを徹底すること(特にトイレの後、調理の前、食事の前)、(2)カキなどの二枚貝の生食は避け、十分に過熱して食べること、(3)糞便・嘔吐物を処理する際には直接触らず、使った雑巾などは消毒して捨てること、(4)調理器具もよく洗い、熱湯などで消毒すること。などが挙げられます。

また、ノロウイルスによる食中毒症状は風邪によく似ているので、発熱や咽頭痛などの風邪症状を呈している時は、調理に携わらないようにすることも大切です。もし嘔吐や下痢などの症状がある時には、水分を多めにとり、早めに医療機関を受診しましょう。

(東葛辻仲病院)

「東葛まいにち」2009年11月11日号掲載

                                                  

2009年11月11日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 爽快!いきいきライフ

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