医療連携



医療連携

テレビのCMで歯槽膿漏という言葉を聞いたことはありませんか?最近は同じような場面で歯周病と言われることが多くなりました。

歯槽膿漏とは歯のまわりの骨が溶け、歯の周囲から血や膿が出て、歯がグラグラと揺れている「歯周病」を指します。

「歯周病」は「歯肉炎」からはじまり歯のまわりの骨に炎症が起こった状態を言います。ですから歯周病の末期状態が歯槽膿漏ということになります。

この歯周病は口だけの病気と思われがちですが、研究の結果、口だけでなく全身にさまざまな悪影響を引き起こすことが分かってきました。

歯ぐきに感染した歯周病菌が作る有害物質(毒素や炎症によって体が作り出すさまざまな物質)が血液によって全身に流れ、動脈の壁にくっつくと動脈硬化や心筋梗塞の心血管障害や脳梗塞などの脳血管障害を引き起こす危険が高くなります。また誤嚥性肺炎や早産を引き起こします。

さらに「糖尿病の合併症」とも言われ、歯周病と糖尿病は密接な関係があるとされています。

お医者さんで、脳梗塞や糖尿病、心筋梗塞や妊娠、心内膜炎等と診断されたら、かかりつけの歯科に受診しましょう。

また、全身麻酔手術や長期入院の予定がある場合は、2週間前までにかかりつけ歯科に受診し歯石除去などの口腔ケアや入れ歯の調整などをしましょう。

入院中に口腔ケアや歯科治療が必要であれば、院内の歯科または、㈳柏歯科医師会(附属)歯科介護支援センター(☎04~7162~6480)までご連絡ください。窓口担当者が病院と適時に連絡・連携しています。

(柏歯科医師会 矢島)
「東葛まいにち」2013年6月26日掲載


                                                  

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