親から子へのむし歯感染



親から子へのむし歯感染

生まれたての赤ちゃんの口の中にはむし歯菌がいない事をご存知でしょうか?

むし歯は、細菌の感染によって引き起こされる一種の感染症です。むし歯の原因であるむし歯菌がいなければ、むし歯になる事はありません。では一体どこからむし歯菌は口の中にやってくるのでしょうか?

実は、両親やまわりにいる大人によって、赤ちゃんがミュータンス菌などのむし歯菌に感染してしまうのです。

可愛い我が子にキスをしたり親の使ったスプーンで物を食べさせたり、熱い食べ物の温度を親が口で確かめたり、硬い食べ物を親が柔らかく噛み砕いてから食べさせたりすることなどで赤ちゃんに感染していきます。

乳歯が生え始めてから2歳半くらいまでの間に、むし歯菌が子供の口に入らないようにすれば、それ以降むし歯菌が侵入しても勢力を拡大できないと言われています。

しかし、その事で親と子のスキンシップがとれなくなることも問題です。
また、どんなに注意していても、生活の中でいつの間にか誰かのむし歯菌に感染してしまう場合があります。

一番大切なのは、親の口の中のむし歯菌を減らす事です。両親の口腔内環境は、驚くほどその子どもに反映されます。これは、生活習慣が反映されているのです。まず親が虫歯を治し、いつも自分の口の中を清潔にしておくことです。最も子どもとの接触時間が長い親の注意で、少しでもむし歯菌の感染時期を遅らせることが、子どもをむし歯から守る第一歩となるのです。

(柏歯科医師会 吉村)



                                                  

2011年08月10日 親から子へのむし歯感染 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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