妊婦さんの歯肉炎



妊婦さんの歯肉炎

妊娠中は歯肉炎を引き起こしやすいという事をご存じでしょうか?

歯肉炎とは、主に歯磨き不足などにより、歯垢や歯石が歯に付着し歯茎すなわち歯肉が細菌感染して炎症を起こし腫れてくる病気です。

妊娠中はエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌が増加します。そしてホルモンの分泌増加が細菌の繁殖を助け歯肉炎にかかりやすくなります。このように歯肉炎に妊娠という因子が加わることによって歯肉が腫れたり出血を起こす病気を妊娠性歯肉炎といいます。

次に妊娠中におこる歯肉の病気として、妊娠性エプーリスという病気があります。
エプーリスというのは歯肉にできた良性の限局性腫瘤の名称です。妊娠性エプーリスの場合は、女性ホルモンの影響によって引き起こされる炎症症状の結果と考えられます。妊娠した女性の約1%くらいの人に起こると言われていますが、分娩後は女性ホルモンの分泌の正常化とともに次第に消失します。

これらの病気の直接的原因は、あくまでもつわりや嗜好性・食習慣の変化などによるお口の中の清掃不良や栄養の偏りと考えるべきだと思います。基本的にはお口の中を常にきれいにしておくことで予防は可能ですが、歯肉炎を放っておくと歯周病へ悪化してしまいます。

もしもこのようなことで気になる事がありましたら、かかりつけの歯科医にご相談してみてください。

(柏歯科医師会 杉田)



                                                  

2011年09月13日 妊婦さんの歯肉炎 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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