子どものむし歯予防について



子どものむし歯予防について

むし歯は、細菌のかたまり。すなわち歯垢が一定時間、歯の表面に留まり、食べかすを分解吸収し同時に酸を出し、歯の表面が次第に溶けることが原因でおこる病気です。

むし歯による痛みや噛み合わせが崩れることにより、子どもにとって大切である顎の発育や発音に影響を受けることになります。さらに、歯並びや全身へのさまざまな悪影響もあり、決して侮ってはいけない病気と言えます。

子どもの歯をむし歯から守る最も大切な事は毎日のきちんとした歯磨きで歯垢を取り除く事と言えます。これはご家庭でできることですが、年齢によっては上手く磨けない事があり、親の管理が必要です。さらに、むし歯になりやすそうな歯の溝を樹脂で埋めるシーラント(予防充填)、歯の結晶を酸に対して強くするフッ素塗布などの有効な手段もあります。

シーラントやフッ素塗布は歯科医院で専門的に行うものですが、フッ素洗口・フッ素入り歯磨き剤などの使用はご家庭でもできる比較的簡単な方法と言えます。しかし扱うフッ素濃度が違い、口の中の状態によって適切な方法を歯科医院で選択してもらう事が大切です。

フッ素は、使用したからむし歯にならない魔法の薬ではありません。きちんと歯磨きができて初めてその効果が表れるので、基本はやはり歯磨きということになります。

最後に、良く噛むことで唾液が多く出ますので、これもむし歯予防の一つの方法と言えます。時には食べ物の具のサイズを一回り大きくするのもよい方法と言えます。

 (柏歯科医師会 新井)
「東葛まいにち」2012年1月4日号掲載



                                                  

2012年01月04日 子どものむし歯予防について はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: かむかむ図書館

トラックバック&コメント

まだトラックバック、コメントがありません。