6月1日に終了した「健康・スポーツセミナー」 2人の世話人が語る



6月1日に終了した「健康・スポーツセミナー」 2人の世話人が語る

原瀬整形外科クリニック・原瀬瑞夫院長

原瀬先生私が小児科医の阿部正視さんと二人三脚で始めた「スポーツ障害セミナー・東葛」(後に健康&スポーツセミナーと改称)を、27年の歳月を迎えることとなった今年6月1日を最後に閉じる決心をしました。

始めたのは、子どものスポーツのあまりにも惨めな現場を見たことがきっかけです。特に記憶に残っているのは、その一部始終にかかわりを持った、昭和61年7月の船橋ソフトボール少年の死亡事故です。死因は熱中症でした。責任のすべてはその時の指導者にあったのですが、その際更に私が衝撃を受けたのは、幾世代にもわたって意識的に醸成されてきた残酷なスポーツ根性論です。

今できることを、今やらなければとの想いでセミナーを立ち上げました。

第1回のテーマは「発育期のスポーツ外傷と障害」で、その後約10年ほどは子どものスポーツに関連したものです。次いで「中・高年の健康とスポーツ」、そして最近では「抗加齢医療の現状と未来」と、それぞれの時代を写すテーマに挑んできました。

しかし、振り返ってみると、一種の達成感と同時に、それら一切は大きな流れの中の一断片に過ぎないのではなかろうか、という思いが複雑に去来したことも確かでした。

このあたりで一度立ち止まって、考えてみる頃合かと思い、セミナーを閉じることとしました。

こうした感慨のほかに止める訳も2、3生じてきました。その一つは私に傘寿を迎えるという「新しい仕事」が増えたことがあります。

しかし、この仕事を創めるについては、セミナーで体験してきたことが大変貴重な財産になるだろうという予感がして、今私はわくわくしているところです。

その成果をまた別の機会に皆様にご披露できればと願っております。どうもありがとうございました。


阿部小児科医院・阿部正視院長

阿部先生27年前より民間レベルでスポーツ医学勉強会を隔月(奇数月)に続けていました。

世話人は地域スポーツ医(整形外科・原瀬先生、小児科・阿部)の2人。

スポーツ医学に関係するテーマを選び、共同学習の場とし、柏市周辺の医師・歯科医師・小、中、高校教諭・スポーツクラブのコーチ・スポーツ愛好家など毎回40人前後参加していただきました。

さまざまな職種の方々が「スポーツ医学」を学び、その知識を現場に生かしてくれた事でしょう。
開催に当たり、柏そごう店が20年以上、無料で会場を提供していただき大助かりでした。

お陰様でセミナーは131回、昔はスポーツによる障害対策が中心でしたが、最近は「中高年の健康づくり」に話題が集中しました。20年以上の活動でしたので、今回で終了といたしました。

世話人2人は6月から柏市スポーツ推進審議会に入りました。「地域中高齢者の健康づくり」に向け、さらに活動を続けていくつもりです。


 


                                                  

2013年08月28日 6月1日に終了した「健康・スポーツセミナー」 2人の世話人が語る はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 東葛ニュース

トラックバック&コメント

まだトラックバック、コメントがありません。