かかりつけ薬局の知っ得情報⑭「飲み合わせ」



かかりつけ薬局の知っ得情報⑭「飲み合わせ」

 薬を服用する際、ほかに飲んでいる薬や食べ物、飲み物などの影響によって、もとの薬を単独で飲んだ場合よりも効果が弱まって効きにくくなってしまったり、逆に予想外に強めてしまったり、また、副作用を強めてしまったりすることがあります。これを「相互作用」(飲み合わせ)と言います。

 効き目が弱まってしまう主な原因は、お互いに逆の作用があって打ち消してしまう場合や、薬の成分同士がくっついて体に吸収しにくいものに変化して吸収されないまま体外へ出てしまう場合、また薬の代謝(分解)を早めてしまう場合などがあります。

 逆に効き目を強めてしまう主な原因は、それぞれが同じような作用を持つ場合や、薬の代謝(分解)を妨げて本来より薬の濃度が上がってしまう場合などがあります。

 注意すべき飲み合わせは数多くありますが、薬局でお渡しする薬の説明書には通常こういった情報はこまかすぎて載せきれません。とはいえ大切なことですので日頃からご自分が飲んでいる薬の注意点を知っておきましょう。また、薬局でお薬手帳をもらい、どの病院でもそのお薬手帳を医師に見せて、今飲んでいる薬のことを伝えましょう。もし、そのときにお薬手帳が無くても、必ず「他で薬をもらっている」ことを伝えてください。

 処方せんでお薬をもらう薬局を1か所にして、かかりつけ薬局やかかりつけ薬剤師をもつことも大切です。1か所にすることで、患者さんが飲んでいる薬のことがしっかり把握できるため、別々の病院で逆の効果の薬を処方されていたり、同じ薬を二重にもらっているケースなどを薬剤師が発見しやすくなります。そのような場合には薬剤師が病院へ問い合わせし、処方変更・削除などの医師の指示をもらい、リスクを回避します。

薬だけに限らず、何か気になることがありましたら処方箋がなくてもいつでもお気軽にお立ち寄り、ご相談ください。

担当薬剤師:宮﨑康治 問☎047・360・3600(一般社団法人松戸市薬剤師会)


                                                  

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2019年02月27日 かかりつけ薬局の知っ得情報⑭「飲み合わせ」 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: かかりつけ薬局の知っ得情報 健康 東葛ニュース

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