かかりつけ薬局の知っ得情報⑮「シップ薬」



かかりつけ薬局の知っ得情報⑮「シップ薬」

シップ薬は多くの方が一度は使ったことのある身近な薬の一つだと思います。病院でも処方されますし、ドラッグストアの売り場には様々な商品があり、どの薬を選べば良いか迷ったこともあるのではないでしょうか。
私もしばしば相談を受けますが、その中の一つとして冷シップと温シップの違いを聞かれる事があります。一般的には捻挫・打撲・筋肉痛など急性症状には熱をとる効果のある冷シップ、肩凝り・腰痛など慢性的な痛みには温めて凝りをほぐす効果のある温シップが良いとされていますが、実際は同じ成分なら効果は変わりませんので、冷やすか温めるどちらが気持ちよく感じるかで選んでいただいて問題ありません。
身近なシップですが、注意しなくてはならないこともあります。何例か挙げさせていただきますと、貼っている場所を日光や紫外線に当ててしまうと皮膚炎を引き起こしてしまう成分があります。露出しやすい患部に使う場合や薄着になる季節は特に気を付ける必要があります。
最近の処方せん薬では、従来の貼り薬より吸収が良く、効き目も高いとされている成分のものもありますが、飲み薬と同じように血液中に移行してしまうため、飲み薬と併用する場合は注意が必要です。
喘息の既往のある方は、鎮痛効果の高いNSAIDsという成分が入っている薬には注意が必要です。貼り薬でも喘息発作が誘発される可能性もあるので必ず医師・薬剤師に伝えるようにしてください。
また、もしかすると自分に良く効いたシップ薬を他の人にあげたことのある方もいらっしゃるかもしれませんが、病院の薬は、その時の症状に合わせて処方していますし、市販薬でも思わぬ副作用が現れることがあるので気をつけなくてはなりません。
なにか気になることがありましたら、ぜひ薬局やドラッグストアで相談してみてください。新しい発見もあるかもしれませんよ。
担当薬剤師 原 光
問い合わせ☎047・360・3600一般社団法人 松戸市薬剤師会


                                                  

2019年03月27日 かかりつけ薬局の知っ得情報⑮「シップ薬」 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: かかりつけ薬局の知っ得情報 健康 東葛ニュース

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