3.大腸がん…予防法と検診



3.大腸がん…予防法と検診

医療の最前線で活躍するスペシャリスト新東京病院の先生に最新のがん診療についてレポートしてもらう。

松本寛先生

今や「二人に一人ががんになる時代」となりました。以前は胃がんが罹患率1位でしたが、2016年の最新の統計では大腸がんが1位となりました。大腸がんの発生要因としては、赤肉、加工肉(ハム、ソーセージなど)の摂取、飲酒、喫煙などがあげられます。
こういった要因に気をつけ生活習慣を改善することで、大腸がんのリスクを下げることは可能ですが、完全に回避することは不可能です。そのため早期発見すなわち検診が重要ということになります。大腸がん検診では便潜血反応が行われますが、安全、簡単な検査でがん死亡率をさげることがわかっています。
大腸がんの症状は早期の段階ではほとんどありませんが、進行に伴い便秘、下痢を繰り返す、出血(血便)、腹痛、便が細くなるなどといった症状が出現します。そういった症状が認められる時は大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。
また大腸がんのなかには頻度は低いものの遺伝性大腸がんもあることから、血縁者に複数のがん患者がいるときは、若いうちから検診を受けることをお勧めします。大腸がんは早期発見治療することにより治癒する可能性の高いがんです。(ステージ別5年生存率、I▽91・6%、Ⅱ▽84・8%、Ⅲa▽77・7%、Ⅲb▽60・0%、Ⅳ▽18・8% 大腸がん治療ガイドライン2019年版)
治療法は早期であれば内視鏡治療で完治が期待できます。進行した状態では手術

療法が適応となりますが、現在は腹腔鏡手術で体に負担の少ない治療が広く行われるようになりました。
心配事があれば気軽にご相談ください。今後は大腸がん手術治療(腹腔鏡、ロボット支援下手術)、人工肛門、抗がん剤治療などについても連載予定です。
新東京病院 消化器外科部長、消化器がん腹腔鏡・ロボット手術センター副センター長 松本 寛先生
新東京病院
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問☎047・366・7000(代表)受付8時~11時30分・13時30分~16時(日曜・祝祭日休診)


                                                  

2019年03月27日 3.大腸がん…予防法と検診 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 《新連載》「がん診療最前線」 健康 東葛ニュース

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