東葛沿線さんぽ 3 松戸駅界隈の情緒あふれる散歩道



東葛沿線さんぽ 3 松戸駅界隈の情緒あふれる散歩道

納屋川岸跡

常夜燈

今回は、松戸駅周辺で江戸時代から昭和までの時間を旅する約4㌔の散歩コースをご紹介します。
駅の西口からスタートして、大通りと並行して走る路地を歩き、江戸川の堤防を目指します。

約10分歩くと「納屋川岸跡」に到着。江戸時代に物流の要所として栄えた松戸を窺い知ることができる史跡です。
銚子で捕れた鮮魚は利根川をさかのぼり、布佐などから陸路で松戸に集められ、ここから船で江戸に送られたとのこと。
「納屋川岸跡」の目の前にある横断道路を渡って堤防へ。遊歩道が整備されていて開けた視界が気持ちいいです。右からは街の風景と喧噪、左からは木々の緑と鳥のさえずりという不思議な世界が広がります。


5分ほど歩くと、右手に「江戸川の常夜燈」が見えてきました。明治時代になると、通運丸という外輪船の客船が就航するようになり、常夜灯は、夜に灯して船着場の位置を知らせる役割があったとのこと。こちらは、松戸の舟運復活を願って新しく寄贈されたもののようです。
さらに歩き出すと、休憩スペースのようなものが。天気のよい日は、木陰でひとやすみもいいですね。少し進み、左手にある階段を降りると、花畑が見えてきます。
「江戸川松戸フラワーライン」は、約2ヘクタールの花畑。フラワーボランティア、地元町会や愛護団体の方達によって管理運営されています。この時期にはポピー、秋にはコスモスが咲きます。
可憐な花に癒された後は、来た道を戻ります。ツバメが飛ぶ土手に別れを告げて向かう先は、歴史を感じる佇まいの「そば処 関やど」です。
「関やど」は、明治元年頃まで流山でそば屋を営んでいたそうです。その後、松戸の別の場所を経て、明治38年に現住所の近くで天丼屋として営業。昭和43年、区画整理のため現住所に移築され、そば処となりました。

そば処関やどの「鴨せいろう」

お店の方お勧めの鴨せいろう(1274円)を注文。香ばしく焼かれた鴨肉は柔らかく、コシのある蕎麦やお汁との相性も抜群です。そば湯をかけていただく際にも香ばしさが広がります。自分へのご褒美とばかりに「わらび餅」(3個・356円)も追加。ふわとろの食感と上品な甘さは何個でも食べられそう!

駅に帰る前に寄りたいのが「相模屋豆腐店」。大正時代に金町で創業し、昭和4年に現在の住所に移転。今も当時の建物で営業しています。
昔ながらの製法で手作りしている豆腐(170円)は、しっかりした食感と雑味のないすっきりした美味しさが特徴的です。大豆の甘みが感じられる薄揚げ(85円)は、三代目店主さんイチオシの、油をひかないフライパンで軽く焼き目をつけ、刻みネギと醤油で仕上げる方法で食べてみたところ、家族も大絶賛の旨さでした。

◎歩行距離:約4㌔
■そば処 関やど
▽松戸市本町7-2
☎047-361-0235
営業時間▽11時半~20時(蕎麦がなくなり次第閉店)  月休
■相模屋豆腐店
▽松戸市松戸1277
☎047-362-5411
営業時間▽9時~18時 日休
※価格は全て税込


                                                  

タグ

2019年05月29日 東葛沿線さんぽ 3 松戸駅界隈の情緒あふれる散歩道 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 《新連載》東葛沿線さんぽ 東葛ニュース 松戸 連載記事

トラックバック&コメント

まだトラックバック、コメントがありません。