みりんの搾りかす 幻の食材「こぼれ梅」



みりんの搾りかす 幻の食材「こぼれ梅」

古式造り 流山本みりん」と「こぼれ梅」

酒粕は、日本酒をつくる際に生まれるものだが、みりんをつくる工程で出たみりん粕を「こぼれ梅」と言い、一般ではなかなか手に入らない幻の食材だ。
小さな白い粒、その姿形が梅の花がこぼれ落ちるさまに例えられこう呼ばれている。これは、全国的に数少ない蔵元、醸造所でしかつくられていない。

国内産のもち米だけを使用。樽で3ヶ月以上も熟成される

千葉県内では野田市の窪田酒造で、温度、湿度管理され一年を通じてつくられている。3ヶ月以上も樽で熟成させるみりんから出る搾りかす「こぼれ梅」。その歴史は古く、江戸時代はおやつ代わりに食べられていた。
窪田酒造は、船での流通で栄えた利根運河沿いに蔵を構える。147年の歴史ある日本酒の蔵元で、現在は5代目が受け継ぐ。古くからの愛飲家をもつ「勝鹿」や「野田育ち」などの代表銘柄を製造する千葉県内では数少ない酒蔵だ。

窪田酒造社屋

ここでは、日本酒と平行して良質なみりんづくりにも力を入れている。国内産もち米からつくる「古式造り 流山本みりん」は、上品な甘さが特徴。日本料理店や和食にこだわる人たちの間で人気だ。アルコール度数は14%ほど。調味料だけでなく、古くから高級酒として飲用されていた歴史もあり、現在ではカクテルのリキュールベースにも使われている。

「こぼれ梅」は、酒粕とは違うほのかな甘さをもつ。そのまま食べても甘酒づくりにもピッタリ。もち米のつぶつぶ感がアクセントに。また、味噌と混ぜて鶏もも肉にぬり一晩冷蔵庫で寝かし、翌日ソテーすると奥深い味わいが楽しめる。食材をワンランクアップしてくれる隠し味だ。(文=高井さつき/写真=高井信成)

■窪田酒造株式会社
野田市山崎685
※銘酒「勝鹿」などの日本酒は、流山市おおたかの森SC他で販売。

■かごや商店
流山市加5丁目1708
04-7158-1151
HP  ※「こぼれ梅」「古式造り 流山本みりん」限定販売店


                                                  

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2019年05月29日 みりんの搾りかす 幻の食材「こぼれ梅」 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 東葛ニュース 流山

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