「うちの子、 ひきこもりなんです」 と言える社会に。ひきこもり親・家族の会「よっといで!」



「うちの子、 ひきこもりなんです」 と言える社会に。ひきこもり親・家族の会「よっといで!」

6月定例会の様子

ひきこもりの親・家族の会「よっといで!」は、家にひきこもっている、外に出ていても人との関係がうまくつくれない、就労につけないなどの問題をかかえた子どもの親や家族の会だ。月に1回定例会を開き、家族や当事者同士の交流を図っている。

6月の定例会には22人が参加した。
川崎市で起きた児童殺傷事件と農水省事務次官による長男の殺傷事件を受けて「ひきこもり」に対する偏った報道なども見受けられる中、それぞれが抱く思いを話し合った。

ひきこもりの26歳の息子を持つKさんは川崎市の事件について「加害者を追い詰めた周囲にも問題があったのではないか。誰かが手を差し伸べられていたら。加害者を哀れと感じるが、この感情はひきこもりの子を持たない人には理解されないかもしれない」と話した。
ひきこもり当事者で36歳のIさんは「事件以来、色眼鏡で見られているような気がして肩身の狭い思いをしている。」と話し、18歳の息子を持つMさんは「事務次官の事件は他人事ではない。家でも息子と喧嘩になり『殺すか殺されるか』と感じたことは正直ある」と、苦悩をにじませた。

「よっといで!」代表の服部眞理子さんの息子は現在31歳。「中学から不登校になり18年、怒りや怯え、様々な葛藤がある中でも耐えて来られたのは講演会に参加したり、ひきこもり関連の本などを読み学んできたことと、松戸市内に親の会があり、同じ経験をしている方々と繋がれ、支え合うことが出来たから」と話す。最近は息子と一緒に外出し、買い物や映画を楽しめるようになったと目を細める。

「ひきこもっている人には自分と向き合う時間が必要です」と話す服部さん。
「家の中が穏やかでないと自分と向きあうことは出来ません。家族はひきこもりを問題視せずに、まずは『状況を受け入れる事』が大事」だと話す。
「よっといで」の定例会は主催の服部さんの人柄なのか、誰でも立ち寄れる穏やかな雰囲気。少人数や個別相談も受付ている。(写真・文=松原美穂子)

■「よっといで」定例会
開催日時:毎月第2土曜日13時30分~16時30分
会場:松戸市五香市民センター3階和室(松戸市五香2‐35‐5)
参加費:200円
予約不要、どの地域の方も参加できる。
問☎080・1020・9611
(服部)
よっといでHP


                                                  

タグ

2019年06月26日 「うちの子、 ひきこもりなんです」 と言える社会に。ひきこもり親・家族の会「よっといで!」 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 東葛ニュース 松戸

トラックバック&コメント

まだトラックバック、コメントがありません。