かかりつけ薬局の知っ得情報⑳「ジェネリック」



かかりつけ薬局の知っ得情報⑳「ジェネリック」

『ジェネリックって、本当に大丈夫なの?』地域の高齢者サロンなどで薬についての講演をすると、話した内容に全く関係なく関わらずこんな質問を受ける。

医療費を抑制しようと国も薬剤師もジェネリック医薬品の使用をお願いしているが、一番お薬を使用している高齢者の多くは、若い人に比べて服用に抵抗があるように見受けられる。
薬剤師は交付する薬について、患者さんの容態や生活の質の変化について、副作用のチェック、今後発生するかもしれない副作用の予防や対処法の説明、一般用医薬品や要指導医薬品の服用の確認など管理することが山ほどある中、ジェネリック医薬品についての説明は『成分が同じで、負担金の少ない医薬品』と、粗略な説明しかしていないためであろう。

しかしわかりやすくきちんと説明すれば、ジェネリックを安心して服用してくれている。
『質問!』とジェネリックについて聞いてくるのは、その関心の表れ。(よしっ。!チャンスだ。)と意気込んで質問に答えるのである。

◆ジェネリック医薬品は、成分が同じです。では何が違うのか?薬は溶けて、身体に入って、だんだん効き目がなくなります。違いはその速度、一番効くピークの時間とその時の薬の濃度(=効き目の強さ)なのです。それを「商品の特性」としていて同じ効き目だと表現しています。これらの違いが「商品の特性」です。効き目は同じなのですが、それぞれの「特性」に違いがあるのです。

私たち薬剤師は、その「特性」の差の少ないジェネリック医薬品を選んで患者さんにお渡ししていますので、どのメーカーのものを扱うのか?は、薬剤師にお任せいただき、安心して「ジェネリックでお願いします」と申し出てください。と回答している。また『ジェネリック医薬品の使用の意志は「今日のお昼は何を食べようか」のようにその都度変化するものですのですから毎回受付時に伺います。難しく考えず、気楽に使用してみましょう』と付け加えている。

高齢者は特に「かかりつけ薬剤師」を決めて、すべての薬や病気の予防も含めた健康について、常に相談できる環境を整えることが大切である。そのために薬剤師も地域の高齢者の集まる場に出向いて薬の話をしていくる。超高齢社会となった近年、薬という『物』を通して、『人』との関係をつくることが医療に求められてきている。
担当薬剤師 澤田康裕

ウエルシア薬局 松戸高塚店

 


                                                  

2019年08月28日 かかりつけ薬局の知っ得情報⑳「ジェネリック」 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: かかりつけ薬局の知っ得情報 健康 東葛ニュース 松戸

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