世界七大陸最高峰のガイド-倉岡裕之さん(49・我孫子市在住)

エベレスト南面にて倉岡さん(右)
「東葛まいにち」2010年9月8日号掲載倉岡裕之さん(49・我孫子市在住)は、世界中を股にかけて活躍する上級山岳登攀ガイド(日本山岳ガイド協会所属)。登山客を安全に山頂へ導き、無事に下山させることが彼の仕事だ。
エベレスト、エルブルース、アコンカグア、ビンソンマッシフ、カルステンツ、マッキンリー、キリマンジャロの世界七大陸最高峰をガイドした日本人は倉岡さんが初めて。
世界最高峰のエベレスト(8848m)には4回登っており、日本人では2番目の記録となる。
小学5年生の時、本屋で偶然見かけた登山入門書の表紙―剣岳でのロッククライミング―に釘付けになって以来、山のとりこに。
初登山は中学3年の時。25kgのザックを担いで一人で神奈川県の丹沢山塊を縦走した。小遣いで買った5mmのロープを使って自己流で岩登りも始めた。通常はもっと太いクライミングロープを使うため「今思うと随分危ないことをやってましたね」と笑う。
高校時代は、友人と秩父の山や筑波山へ足繁く通い、ロッククライミング三昧。大学進学後に先鋭的な社会人山岳会に入会し、安全面について学んだ。
25歳の時にクライミングの事故で骨盤を骨折する大けがを負い、一線から引退。海外登山ツアー会社に就職し、プロのガイドとして高峰登山や辺境の地への冒険ツアーを手掛けてきた。現在はフリーで公募登山のガイドを務め、1年の半分近くを海外の高峰で過ごす。
おすすめの山を尋ねると「日本の山は清流があって花が咲いていて、自然の大きさが丁度いい。食べ物もおいしいし、最高ですよ」。そして「日本の中高年の女性は、世界的にみても持久力が強い」と太鼓判。山登りを楽しんでほしいと言う。
今年5月、エベレスト山頂で「祝・あびこ市制40周年」の幕を掲げて撮影した写真を我孫子市へ送った。8月21日に行われた「我孫子山の会創立20周年記念講演会」で、使用した幕(実はピローケース)が星野順一郎我孫子市長へ贈呈された。スクリーンに映し出された雄大な景色と倉岡さんのユーモアあふれる解説に、観客らは興味深く聞き入っていた。
▼山岳ガイド 倉岡裕之のページhttp://www.hiro-kuraoka.com/
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2010年09月08日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: 我孫子
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