電車大好き 障がい者の鉄道自慢展
「沼南育成園サポートセンター」主催、「千葉県発達障害者支援センターCAS(キャス)」共催による「電車大好き 障がい者の鉄道自慢展」がこのほど、我孫子けやきプラザ2階ギャラリーで開催された。
同センターで障害者の相談・生活支援をしている市岡武さん(49)の発案。
障害者の中には鉄道ファンが多く、市岡さんも同じ趣味を持つことから、高機能自閉症の人たちと定期的に電車に乗って出掛けたりしていた。「相談の中でなかなか関係を持てないこともありますが、共通の話題があると心を開いていろいろ話してくれるんですよ」とのこと。自身の経験から、障害がある人も無い人も「鉄道」を通して自然に打ち解けられるのではと思い、今回の展覧会を企画した。
広くチラシなどで呼び掛けたことから県内外から40人の応募があり、絵画や写真などの作品、鉄道模型、スタンプといったグッズのコレクションなど93点が集まった。
2月28日には表彰式が行われ、入賞者には正能常夫・我孫子駅長から賞状が手渡された。表彰の基準は「上手・下手」ではなく「どれだけ電車が好きか」ということ。大井川鉄道を描いた油絵で「自慢大賞」に選ばれた川畑伸吾さん(神奈川県大和市立鶴間中学校2年)は「まさかこんな賞をもらえるとは思わなかった」とびっくりした様子。そのほか我孫子駅長賞、けやきギャラリー賞、東京観光専門学校賞、ベルテンポ賞、部門賞(絵画、写真、イラスト、その他の部)の表彰があり、入賞者以外にも参加賞として「自慢賞」が贈られた。
最後に正能駅長と一緒に記念撮影。あまり接することのない駅長と一緒ということと、表彰された喜びとで、みな笑顔が輝いていた。「普段、表彰され
ることが少ない障害者に、その機会を作ってあげたい」という市岡さんの思いが実ったようだ。
賞品は、市民らが提供してくれた記念乗車券や電車のネクタイピンなど。
展示を見ながら互いの知識を披露し合う場面も見られ、アットホームな雰囲気だった。早くも次回の企画について尋ねる人もおり、「2回目もやらざるを得ませんね」と市岡さん。
自分の作品が表彰されたということが障害者の励みになるという。
2010年04月14日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: 我孫子
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