千葉県内で2人がドラフト指名 上沢直之投手(専修大松戸高校)、森和樹投手(市立柏高校)
昨年のプロ野球ドラフト会議で、専大松戸高の上沢直之投手(17)が日本ハムから6位。市立柏高の森和樹投手(18)が巨人から育成枠1位と、県内で2人が指名された。上沢投手は8日から鎌ケ谷の寮に入り、11日から合同練習に参加する。森投手は6日に入寮、8日から始まる新人練習に加わる。
上沢直之投手(専修大松戸高校)

「ダルビッシュ投手を目標に体力作りをしっかりする」と上沢選手
「指名された瞬間、率直にうれしかった。指名されるか不安の中だったので、『うるっ』とした。今までの努力が報われてよかった。目標はダルビッシュ投手。自分の一番いいプレーができるように全力で練習して、じっくり体力作りをしていきます」と187cm、90kg、恵まれた体格の持ち主上沢投手は白い歯を見せた。
生まれも育ちも松戸っ子。小学3年から6年までサッカーボールを蹴っていた。松戸一中へ入学すると、兄の影響で野球部に入部したが、控えのピッチャーで出番がなかった。エースにもなれず悔しさが残った。だからこそ「高校でも野球を続けよう」そう決意した。
プロを意識するようになったのは、持丸修一監督から「プロに行けるような選手にしてやる」という言葉だった。「指先は器用だが、足腰がしっかりしていないのでコントロールが悪かった。体が柔らかく、体格的(タテヨコ)にはしっかりしていて素材はいい。足腰を鍛えればプロ入りできる」と評価した持丸監督。
厳しい練習が始まった。それに応えた上沢投手は、2年の春頃から徐々にプロに対する思いも強くなっていった。ランニングはいつも1番で帰って来るなど、練習にも力が入った。春季県大会ベスト8、「プロに行ける」と自分で確信したその後、夏秋連続県大会ベスト4の成績を残し結果も付いてきた。さらには、3年の春季県大会で準優勝、甲子園出場は逃したものの、12年ぶりに関東大会出場を果たした。
持丸監督は「才能でしょう。努力で超えられないものを持っている。モチベーションを上げる話もできるし、めげない。4、5年後には1軍のマウンドに立てる選手になるかな」と教え子の将来を見据えた。
森和樹投手(市立柏高校)

「3年以内にはマウンドで投げたい」という森投手
「入学当時から先生に『プロに行ける』と言われていて、新チームになってからは『絶対プロに行きたい』と思う気持ちが大きくなった」とキッパリ言う森投手。野田市在住。野田・二川小学校2年の時から軟式野球「関宿メッツ」に所属し、野球を始めた。
二川中時代は遊撃手、一塁手。高校から本格的に投手になり、2年生の秋からエースとして活躍した。185cm、93kg。毎日、自宅から東武野田線の川間駅と運河駅から学校まで合わせて20kmの道のりを自転車で通学し、下半身強化に努める。
福島紀和監督は「天性のものでしょう。肩、手首が柔らかい。まだまだ伸びしろのある選手」と太鼓判を押す。「のんびりしていて優しい。責任感が強く、大会前に熱を出すこともあった」(笑)、「プレッシャーを感じない程度に期待しています」教え子を見守るように目を細めた。
森投手は「巨人は一番行きたい球団。育成枠で悔しいが、トップレベルの練習ができ、成長できる。1年以内に登録選手になり、3年以内にマウンドで投げられるようにトレーニングをしっかり頑張ります」と笑顔で話した。
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2012年01月04日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
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