柏市民がつくった「柏のおさいふ事情」-2冊目発行に向けて準備会
市議会議員2人を含む柏市民7人による「柏市の財政を考える会」(坂倉敏雅代表・75)が「柏のおさいふ事情」を今年2月に発行した(A4判・107ページ・定価1000円、発行部数=1000部)。
市民が自主的に市の財政白書を作る活動は、東京都西部エリアから各地に広がっている。同会によると、千葉県内では鎌ヶ谷市に次いで2番目とのこと。
発起人は、市議を務める宮田清子さん。財政について勉強しようと「NPO多摩住民自治研究所」主催の講座に参加し、市民による財政白書の存在を知った。「柏市でも市民目線で市の財政を分かりやすく分析したものを作りたい」と2008年9月、同NPOの大和田一紘副理事を招いて講演会を開催し、参加を呼び掛けた。
その後も、同NPO事務局の大野清さんによる連続講座を月2回、計9回行った。大和田さんの著書「習うより慣れろの市町村財政分析」を使用し、決算カードの数字を分析表に書き込む作業を通して財政への理解を深めていった。最終メンバーが固まったのは09年3月ごろ。それぞれ自分の関心のあるところを分担し、まとめていった。

表やイラスト入りで分かりやすく…
今回は特別会計は扱わず、一般会計のみを対象とした。1983年度から2008年度までの26年間のデータ(決算カード、地方財政状況調査表など)を分析し、グラフや表を使って視覚化。案内係のキャラクター〝おさいふ〞を使うなど、分かりやすさ、親しみやすさに配慮した。
柏市の会計を歳入、歳出、財政指標の項目に分けて解説するほか、制作メンバーらのコラムを掲載。178億円かけて建設した南部クリーンセンターへの疑問や制作の苦労などがつづられている。
「白書づくりを通して、一番身近な自分の町の骨格を見ることができた。この本をきっかけに、柏の財政や市政に関心を持ってもらえれば」と坂本代表。
4月16日に2冊目発行のための準備会を開いたところ、参加者らから「もっと市民側からの提言があるとよい」「他市との比較を載せてほしい」などの意見が寄せられた。
「新しく参加してくださる方も含めて今後の方針を話し合いたい」と、5月20日18時から柏市中央公民館4階・創作室2で2回目の準備会を開く。同会では、柏の財政や白書づくりに興味のある人の参加を募っている。
▼問い合わせ TEL:04~7132~3417 坂倉さん
タグ
2010年05月12日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: 柏
トラックバック&コメント
まだトラックバック、コメントがありません。
