がんと向き合うために~ 図書館で座談会とミニ講演会 「励まされたこの1冊を語る」



がんと向き合うために~ 図書館で座談会とミニ講演会 「励まされたこの1冊を語る」

つらかった時に支えてくれた本を紹介する野々田さん

つらかった時に支えてくれた本を紹介する野々田さん

柏市立図書館本館では2008年からがん患者やその家族をサポートし、緩和ケアへの理解を深めることを目的に、「緩和ケアを知る100冊コーナー」「闘病記文庫」などの特設コーナーを常設している。このような取り組みは全国の公立図書館でも珍しいという。

課題解決型支援の一環として、がん体験者との座談会と保健所医師によるミニ講演会がこのほど、同図書館で開催された。

自身のがん体験を語った福祉ボランティアの野々田初子さん(66・柏市在住)は、闘病で一番つらい思いをしていた時、「だいじょうぶだいじょうぶ」という絵本に出合った(いとうひろし著、講談社)。

「一人でも自分を守ってくれる人がいればやっていけるんだ」と励まされ、仲間にもプレゼントした。ほかにも「愛少女ポリアンナ物語」やがん関連の本を挙げ、「本は何度でも再読でき、自分なりに解釈できるので精神的な支えになりました本との出合いはすべてプラスになっていると思います」と語った。体調がすぐれない時でも家族に支えられて図書館に通うのが楽しみだったという。

心無い言葉に傷ついたこともあるが、「がんになって、相手の気持ちが分かるようになったこと、人の優しさを何倍にも感じられるようになったことはメリットですね」とほほ笑む。

「自分らしくがんと向き合っていきたい」と、体調の許す限りボランティア活動に励んでいる。社会に出て人の役に立つことが生きがいになるという。

「がん患者から家族へのお願い」として、「大げさにしないで、でも時々心配してあげて。落ち着くまでの時間をもらえるとありがたい」と話し、最後にがんの予防と早期発見の大切さを訴えた。



 


                                                  

2013年12月25日 がんと向き合うために~ 図書館で座談会とミニ講演会 「励まされたこの1冊を語る」 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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