慈恵医大柏の原田医師 「うつ病」の適切な対処を語る

慈恵医大柏の原田医師 「うつ病」の適切な対処を語る

2-2utu「第119回健康&スポーツセミナー・東葛」(世話人・原瀬整形外科・原瀬瑞夫院長、阿部小児科・阿部正視院長)がこのほど、そごう7階研修室で慈恵医大柏病院精神神経科・原田大輔医師による「こころの風邪・うつ病―自殺予防を中心としたその予防」をテーマに開催された。


原田医師は「うつ病は誰でもかかる可能性のあるごくありふれた一般的な疾患である」と話し、初期に適切な対処をしないと、まれに重篤な病態を招く事があると「プライマリーケアー」(初期診療)の重要性を説明。また、患者が最初に受診するのは精神科医療機関だけでなく一般身体科医療機関である場合が多いことを告げた。

普段の生活を工夫する事である程度予防が可能という意味合いでは、うつ病と風邪の共通項は見出せるが、「放っておいても簡単に治る」「薬を飲めば短期間で完全に回復する」「気の持ちようで治る」といった誤った解釈は危険性を伴うと、病気を軽く考えてはいけないことを強調した。

仕事のストレスからうつ病を発症し、3カ月仕事を休み復帰した人が参加しており「どうにもならない疲れから抜け出せない自分に、うつ病になった事がある同僚が『精神科への受診』を勧めてくれた。そのおかげで早期に受診し、うつ病を治すことができた。しかし、別の知人は手当てが遅れ不幸にも自殺してしまった。精神科の病院に行く事はためらいがあるが、周りのアドバイスがなければなかなか受診できないのが現状では」と、自らの体験を話した。

                                                  

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2010年01月06日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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