中川寛斗選手の心



中川寛斗選手の心

web_ray 5月20日、味の素スタジアム(東京都)で開催された、J1リーグ第14節・FC東京戦で、中川寛斗選手が柏レイソル復帰後、レイソルの選手としては初めてとなるJ1リーグ先発出場を果たし、先に5月6日にベトナムでのACLビン・ズオン戦に続いて、柏レイソルにおける「国内デビュー」を飾った。

中川選手は柏レイソルの育成組織・柏レイソルアカデミー育ちの20歳。秋野央樹選手、小林祐介選手、中谷進之介選手らと過ごしたU-18時代には、2012年夏に開催された「第36回クラブユース選手権」で優勝、同年の「第92回天皇杯」では2回戦でトップチームとの「兄弟対決」を実現させるなどの歴史を作った。

柏レイソルアカデミー卒業後は、柏レイソルからの期限付き移籍という形で湘南ベルマーレに所属し、プロ生活をスタート。

そして、今季、「サッカー選手としての自分を創ってくれた恩人」(中川)である吉田達磨監督の要請に応える形で柏レイソルに復帰した。  中川選手の最大の武器は、体に染みついた「スペースとボールを支配する」現在のレイソルのサッカーに対する戦術眼。そして、湘南時代にたどり着いた「平常心」というマインドである。「日々の練習や紅白戦、公式戦でも国際試合でも同じ気持ちでプレーをして、常に平常心を忘れずサッカーに臨みながら、チームに『中川が必要だ』と思ってもらえるように準備をしている」という。

そして、その先には、「自分たちはタツさん(吉田監督)が描くサッカーを知っている。『タツさんのサッカー』をピッチで表現したいんです」。自分を創り上げたサッカーに対する愛情は人一倍強く、その気持ちを忘れたことはない。そして、さらにその先には、「子供の頃に『タツさんのサッカー』と出会って、純粋に『このサッカーで尊敬されたい』と考えていましたし、この文化を、このサッカーをレイソルに根づかせたい」という壮大な夢がある。中川寛斗選手は自らにそんな大きな使命を課す覚悟で柏レイソルへ帰ってきた。きっと、彼ならそれをやってのけるはずだ。そう、平常心で。

(写真・文=神宮克典)


                                                  

2015年06月24日 中川寛斗選手の心 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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