「一丸」のレイソル



「一丸」のレイソル

rey_web 11月15日に日立台で開催された第95回天皇杯全日本サッカー大会ラウンド16・ヴァンフォーレ甲府戦。
柏レイソルは53分、守備を固める甲府に対し、見事なパスワークからFW工藤壮人選手が先制ゴールを奪うも、73分に失点。後半終了寸前にはDF鈴木大輔選手がこの試合2枚目の警告を受け退場処分。10人で延長戦を戦うこととなった。試合は動かずPK決着かと思われた延長戦終了間際の120分、途中出場のDF今井智基選手の折り返しをクリスティアーノ選手が叩き込んで勝利、ベスト8へ進出。日立台には、劇的な勝利を祝うスポットライトのように、季節外れの強烈な太陽光線が降り注いだ。
先制ゴールでサポーターを沸かせた工藤選手はこの日の120分を振り返り、「じれることなくボールを回して、相手を走らせて仕留めることができた。狙い通りだった。この結果は選手たちが1つに団結して、100%以上の力が出た結果」と振り返ってから、「自分とクリスのゴールも普段の練習での取り組みが活きた形。その部分が試合で出せているのは大きい」とチームの仕上がりを誇った。ベガルタ仙台との準々決勝は12月26日。「退任する吉田達磨監督を天皇杯優勝監督に」と公言しているレイソルのエースは「準々決勝は約1ヶ月後。このメンバーでの時間も少なくなっている。より良いサッカーを突き詰めて、みんなで笑ってシーズンを終えたい」と希望を語った。
決勝ゴールのクリスティアーノ選手は「自分たちを支えてくれるサポーターのみなさんに少しでも多くの『幸せ』や『喜び』を届けたいんだ」と常に口にしてきた。そんな彼らしく、やはりこの日も、「甲府との一戦は難しい試合になるのは理解していたが、勝利できてすごく幸せさ。自分がゴールできたのも、チームが一丸になった証さ。それが勝因だよ」と自らの成果よりもチームとしての勝利を強調した。
レイソルの今シーズンはまだ続く。その喜びを与えてくれたクリスティアーノ選手はこの日の最後にレイソルに関わるすべての人たちの思いを代弁してくれた。「みんなが幸せな気持ちで1年を終えることができるように自分たちは戦っている。それが今日少し示せたはず。今年の始めに袖を通したこの黄色いユニフォームですから、チームの一員として最後の最後まで戦って、このユニフォームを少しでも長く着ていたいね」。
天皇杯決勝戦が行われる2016年元日の味の素スタジアム。レイソルは一丸となってそこを目指していく。
(写真・文=神宮克典)


                                                  

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