「国際氷彫刻大会」3位-ヒルトン東京ベイシェフ・根本一夫さん

メダルと賞状を手にする根本シェフ
「自分で納得できない部分もあるが、3位を取れてうれしい」と語る・ヒルトン東京ベイシェフの根本一夫さん(54・松戸市在住の)。1月に中国・ハルビン市で開催された「国際氷彫刻大会」で3位に入賞した。
同大会は世界的に有名な氷と雪の祭典の一環で、国際的にも世界最高峰の一つの大会と位置付けられ、アメリカ、ロシア、中国など7カ国から21チームの芸術家や職人、総勢43人が参加した。
氷彫刻仲間の木村裕昭さん(群馬在住)とペアを組んだ根本さんは、「世界の人々に希望を持って欲しい」と、半年前から構想を練っていた、手に希望の光を持った女性像を完成させた。制作は、零下10から20度という厳しい寒さの中で行われ、川から切ってきた高さと横が2m、厚さ60cmの自然の氷の塊を、チェーンソーや電動ドリル、ノミを使い8時30分から21時(食事休憩のみ)まで3日間の日数を費やした。
20歳の頃、仕事先のシェフが作って見せてくれた氷彫刻の美しさに感動、「自分もいつかやる」と決心した。4年後、日本の氷彫刻家の第一人者のもとで直接学ぶ機会を得て、約1年間研さんを積んだ。その後はせっけんや発砲スチロールを素材に練習を重ね、26、7歳の時、初めて大会に出た。

3位に入賞した作品
1996年には「夏季全国大会」で優勝。98年、「大山雪と氷の祭り彫刻大会」優勝、00年の「世界選手権」3位、08年「ロシア国際芸術祭」で2位に入賞するなど、氷に魅せられて30年、北海道から九州、アラスカ、ハワイ、オーストラリアなどさまざまな大会に出場、国内外で数々の賞を受賞している。
今は「賞よりも自分に満足するものがどれだけ彫れるかに自分の興味が変わった。氷は生ものだから彫る前、最中、彫った後、すべて計算している」と言い、氷の透明感や作品がとけてくる様がまた、魅力の一つらしく、「氷のとけた状態の作品も楽しめるんです」とシェフは目を細めた。
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2010年03月10日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 松戸
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