カンボジアとの交流を通して世界の平和を願った

カンボジアとの交流を通して世界の平和を願った

呼びかけをする児童

カンボジア王国と松戸市の交流を通して「今、私たちにできること~400年の時を超え、一粒のかぼちゃの種から~」と題した基調講演会が5月21日、松戸森のホール21で開かれた。

始めに、市内の44小学校の6年生を対象に、宇宙飛行士山崎直子さんと旅した「かぼちゃの種」のネーミングを募集したところ、「ディスカぼちゃん」に決まり、この日、名付け親の大川深蘭(みらん)さん(相模台小6年)に賞状と記念品が贈られた。

第1部は、最初にカンボジア王国に机を贈った松戸市立稔台小学校の児童137人によるカンボジア王国のプレイベンクロン小学校とのこれまでの交流の経過と、交換した「かぼちゃの種」の成長過程を発表した。それによると、かぼちゃは次々に花が咲き、誰もがたくさん実のなることを心待ちにしていた。

が、いつまでたっても実はならずがっかり、茎が枯れ集められた。ところがみんなが諦めていた10月下旬、中からたった一つだけ実ったかぼちゃが顔を出し、感動したという。そして、400年の時を超え、1粒のかぼちゃの種から日本の平和、世界の平和に貢献できると信じていると呼びかけた。

2部では、NPO法人ハート・オブ・ゴールドの代表理事・有森裕子さんが「スポーツを通じた国際交流」と題して講演。両足が股関節脱臼で生まれ、子どものころ何一つ自信のなかった有森さんは、「自分にできること、頑張ってやれることを必死に探した」。小学生の時、走ることに出合い、中学校では800メートル走でクラスの代表になり優勝。これが自信となり、「走ることを頑張ること」で生きていく希望と勇気をつかんだ。

そして1996年にスタートした「アンコールワット国際ハーフマラソン」の企画に、「自分のやってきたことを世界に発信していかないか」と誘われ、参加した。そこで対人地雷で手足を失った犠牲者など、カンボジアの現実を目の当たりにした。「子ども達の目がギラギラしていた。何もかもが新鮮だった」と言う。

さらに「スポーツイベントがこの子達の生きる喜びを作ったのか」と新たに、この大会の継続と発展を痛感した。カンボジアの体育教育の実現を目指し98年10月10日には、「ハート・オブ・ゴールド」を立ち上げ、苦境に立つ人や子ども達に希望と勇気を持つためのきっかけ作りの活動をしていることを話した。

※同マラソン大会の参加者の申込金は、対人地雷で手や足を失った犠牲者や子ども達に義足を贈るために寄付される。

                                                  

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2010年06月09日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 松戸

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