全国チャンピオンメンズカットマン 松戸マイスター・大場工さん

全国チャンピオンメンズカットマン 松戸マイスター・大場工さん

優勝時の写真と賞状を手に大場さん

優勝時の写真と賞状を手に大場さん

「理容室フジ」新松戸店に勤務する大場工さん(63)は、「39回全国理容競技大会(第1部ベーシック・アイアニング)チャンピオンのメンズヘアカットマン。2007年度の松戸市特別技能功労者に表彰され、『松戸マイスター』の称号が贈られた。

何か技術を身に付けようと試行錯誤していた矢先、知人に理容店を紹介された。ところが、シャンプーやマッサージ、シェービングの仕方の手加減が分からず「お客さんやマスターに叱られ、俺には合わないからやめよう」と弱気になった。

しかし、「このままやめるわけにはいかない」と営業時間外や休日を返上して、風船を使って顔剃りの練習をするなど努力した。見習い中にマスターから「インターンの千住支部大会に出てみないか」と声が掛かった。自信はなかったが「インターン生の中で負けて当たり前、一人でもいいから追い抜いてみたら自信になるよ」の一言で「気持ちが楽になった」と大場さん。

結果は8人中5位の成績で先輩を抜いた。自信が付き、競技大会の面白さを実感。各地区大会を目指すようになった。その後は、第16回の東京大会優勝(第1部)を皮切りに千葉大会は6回優勝している。37歳の時、第34回全国大会で敢闘賞に輝いた。

「初めての賞でうれしかった。泣きました。思いが走馬灯のように浮かんだ。みんなから胴上げされ、優勝を狙おうと意欲が涌いた」と振り返った。それから5年、理容の基本であるベーシック・アイアニングの技術が高く評価され、初めての「全国チャンピオン」のトロフィーを手にした。

26歳の若さで独立。松戸理容共栄会を立ち上げ、80年に松戸職業訓練校の開校にこぎつけ、初代校長、教育部長として生徒らを指導育成してきた。根っから仕事を教えることが大好きな大場さんは、手作りテキストで理容のノウハウを教え、多くの理容師を世に送り出している。
TEL:047~344~6049 フジ新松戸店

                                                  

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