消防団員と市民の混成「松戸市消防音楽隊」-2/28第5回定期演奏会
「松戸市民会館のように大きな会場で定期演奏会ができるのは、消防音楽隊に(消防団員として)入団してくれた市民の方のお陰です」と語る松戸市消防音楽隊・太田宗広隊長。
1967年、音楽を通じ火災予防の広報を目的として発足した同隊だが、音楽隊員の中には消防隊員や救急隊員もいて仕事との兼務が難しく、隊員不足の悩みを抱えていた。そこで03年、演奏を通じ火災予防広報を行う消防団員を一般市民から募集した。
「音楽隊員が不足し、正直、苦肉の策でしたが、8人の方が参加してくれてうれしかったです。音楽隊員の補充ができただけでなく、吹奏楽経験者が加わることによって演奏のレベルアップにも貢献してくれました」と太田隊長は振り返る。
現在、消防職員19人、消防団員(松戸市民)18人の計37人で活動している。消防職員と一般市民から採用した消防団員の混成音楽隊は、関東地方では初めての取り組みで、他都市でも松戸を手本とする動きが出ている。
市の広報を見て応募した北川利絵さんは、「子どもの頃からずっと続けてきた楽器を消防音楽隊で活かす事ができ、良い仲間と出会えて楽しく活動できる事が嬉しいです」と話す。また、「消防について今までよく知りませんでしたが、音楽隊の活動を通して、防災の意識や救急車の適正利用の大切さを学ぶ事ができました」とも。
混成音楽隊が軌道に乗った06年には、定期演奏会を開催できるまでにレベルアップした。多くの年齢層の人が来てくれる事から、皆が知っている曲で楽しい曲を中心に選んでいるという。演奏会で指揮棒を振る太田隊長、曲の合間にはマイクを握り、「住宅用火災警報器について知っていますか?」など防災に関する話をしている。硬い話だけではお客さんの心に届きにくいと楽しい話を織り交ぜることから、音楽隊員の間では〝消防音楽隊のきみまろ〟とささやかれているという。
2月28日13時30分から、松戸市民会館で「第5回松戸市消防音楽隊定期演奏会」を開催する。入場無料(未就学児入場可)。曲目:ちびまる子ちゃんメドレー、時代劇スペシャル、美空ひばりメドレー、シング・シング・シングほか。防火寸劇あり。松戸市立金ヶ作中学校吹奏楽部がゲスト出演する。
▼問い合わせ TEL:047~363~1113
(休日夜間:047~363~1111)
2010年02月10日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 松戸
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