補助犬への理解を深める 「日本身体障害者補助犬学会 学術大会」



補助犬への理解を深める 「日本身体障害者補助犬学会 学術大会」

あいさつする林一彦会長

あいさつする林一彦会長

「第6回日本身体障害者補助犬学会 学術大会」が10月26日・27日の両日、日本大学松戸歯学部で開催された。

同学会(秋田裕理事長)は02年9月、世界初の補助犬に関する学術団体として設立。盲導犬・聴導犬・介助犬などの補助犬にかかわる学術研究や普及啓発活動を行ってきた。

26日は「補助犬啓発セミナー」を開催。今大会の大会長を務める林一彦・日本大学松戸歯学部特任教授のあいさつの後、日本盲導犬協会、聴導犬普及協会、日本介助犬協会による補助犬のデモンストレーションや、補助犬トレーナーによるディスカッションが行われた。

介助犬のデモンストレーション=冷蔵庫から飲み物を取ってきて渡す介助犬のグミ

介助犬のデモンストレーション=冷蔵庫から飲み物を取ってきて渡す介助犬のグミ

27日は学術大会で、林大会長の「補助犬の歯を守る」講演。改正動物愛護法や障碍(がい)者を取り巻く法改正についての教育講演、獣医学、福祉・社会学、訓練、リハビリテーションといった関連分野の発表。

補助犬の先進国、欧米諸国でも補助犬に関するこれだけ多岐にわたる分野の学術研究発表を行っている学術大会は他に類を見ないという。

聴覚障碍者に情報を伝える「聴導犬」や専門の介助動作を身に付け肢体不自由者の生活サポートをする「介助犬」は盲導犬に比べて歴史が浅く認知度が低い。「身体障害者補助犬法」が施行されて11年経つが認知度はむしろ下がっているとか。

身体障碍者にとって精神的な支えであり、自立と社会参加のための有効手段の一つである「補助犬」。同学会は補助犬関連分野の学術研究のデータ集積とネットワークを広げていきたいとしている。

2013年11月27日掲載


                                                  

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カテゴリ: 松戸

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