夢をあきらめず大学卒業



夢をあきらめず大学卒業

やり遂げた66歳の主婦 中田良子さん

66歳の彼女は振り返る「大学は自己責任。勉強以外のことを学ぶ場。文化人類学を学んで目からうろこが落ちた。経済地理の諸問題は思いでに残った授業だった」と。柏市の主婦中田良子さんは今年3月、中央学院大学(我孫子市)の商学部商学科を卒業した。自分の子どもより若い彼らに交じって学んできた4年間は、中田さんにとっての第2の青春だった。
中田さんは体が弱かったこともあり美術大学への進学を断念。「大学に行きたい」という夢をあきらめられないまま、結婚して子育てに追われた。だが、「どうしても行きたい」と再び奮い立たせて受験対策の準備を始めたのは55歳の頃だった。自信のあった英語をより自分のものにと、毎日10分間、兄と電話で英語で会話「5、6年続けたと思う。本当にこれが役に立った。兄のおかげ」と笑う。そして2010年4月、念願の大学に合格して同学科に入学した。夫と兄と姉が中田さんの熱意に打たれ学費を支援して支えてくれた。
1年の時は「分からなかったらどうしょう」と不安になり、「時間割を決めるのが大変だった」と言う。だが、「とにかく1、2年で取れるだけの単位を取ろうと頑張った」とも。2年になると「分からないながらも要領もよくなった」と。底抜けに明るい中田さんは時間がたつほどに学校にも慣れ、分からないところは仲間に聞き、授業が終わると図書館に行き勉強。弁当2つ持参で、週4日は夕方から歯科医院とすし店で仕事を続けながらも、大好きな卓球をする時間は取った。
さらに、3年の時に医療事務の資格も取得した。「弁当2つ作ることと論文が大変だったかな」と苦笑いする中田さん、「美術大学に進学してジュエリーデザイナーになりたかった」らしく、今再びその思いが頭をもたげ、70歳までにジュエリーの「ネット販売と教室を持ちたい」と、次の目標に向かって歩いている。


                                                  

2014年05月26日 夢をあきらめず大学卒業 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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