現役学生「介護福祉科2年兒玉秀正さん73歳 」



現役学生「介護福祉科2年兒玉秀正さん73歳 」

web_kodama 「労働のろうは老。老働は国を救うと思う」と笑う我孫子市在住の兒玉秀正さんは、73歳で現役の江戸専・介護福祉科2年生。卒業後の就職も内定している。
入学のきっかけは、これから迎える深刻な高齢化社会の現実を調べていると、1965年ごろは65歳以上の一人に対して20代から64歳の支え手は9・1人で「胴上げ型」状態だった。だが、2012年の調査では一人を2・4人が支える「騎馬戦型」といわれ、50年には一人の若者が一人の高齢者を支える「肩車型」になり、厳しい社会が訪れることを知った。
「自分もこの中の一人。このままのほほんと支えられていてはたまらん。支えられる方が重いのではいけない。身軽にならないと。やれる時にやらないと、自分がお荷物になる。老人が働かなくてはいけない」と思いを巡らせていた時、介護の世界が人手不足で十分に機能することが難しい現状を知った。「介護の現場には、この年齢でも役に立つ場所がある。勉強して資格を取ろう」と奮起。自宅から通うにも便利な江戸専は、「全国でも有数の介護福祉の大きな養成学校」と聞いていたので、入学を決めた。
航空自衛隊に33年勤務していた兒玉さんは、介護の世界は全くの素人。入学してみたものの「授業(特に体育)に付いていけるか、何かを探しに2階に上がって来たのに、何しに来たのかもう忘れている状態で、記憶は大丈夫だろうか」と不安もあったと言う。だが、授業での刺激で頭も活性され、記憶が戻ってきたようで、「何とかクリアできた。周りの女の人達に助けられた。今まで男社会の中で仕事をしてきたので、たくさん女の人がいる場での経験はない。カルチャーショックでもあった。だが、女の人は聡明で、情報力のすごさに圧倒され、新たな驚きだった」と、日焼けした顔がほころんだ。
働く側の心構えとして「名声や地位は求めない。お金もそこそこ、『こんな時給で働けない』などと欲はかかないことだと思う」と語った。

 


                                                  

2014年08月27日 現役学生「介護福祉科2年兒玉秀正さん73歳 」 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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