木内昭理事長 教育夢語り 教育支援三アイの会



木内昭理事長 教育夢語り 教育支援三アイの会

今日本の社会には考えられない事態が起こっている。高校1年の女子生徒が、友人の女子生徒を殺害したという。それも自宅に招き寄せて首を絞めた。殺すという行為は、それなりに殺そうとする自己防衛と合理性がなければ出来ません。なのにこの殺人は、人を殺したかったという単純な行為。生きている人の首に手を掛けてとなれば、当事者は苦しみ悲惨な声も出すでしょう。その声に驚き己のしていることの異常さにおののくことでしょう。それが、平然と絞め殺したということに驚きを覚える。また、その後死体を切断するという人間とは思われないような行為、それはどこから生じたのでしょうか。わずか15歳の少女の為せることとは思えない。何が彼女にそうさせたのか。そう言えば今までにも、そのような事件はなかったわけではない。「誰でもよかった人を殺してみたかった」と自動車で無差別殺人をした青年もいた。
人との関わり合いを無くし、自分自身だけで生きようとするそのような風潮が目立つ。他者を思い、他者を考え、他者のために尽くすその心が、人間社会には必要なのではないか。国語学者の大岡信さんが書いていた「個性のためには異質の他者とのぶつかりが大切です。それがないと精神も詩心もやせ細ってしまいます」と、他者との交流こそ自分を高め、人を思う心を育てる。このささやかな人想う心が明るい社会を造り、人の生きて行く喜びと人類の繁栄につながる。
この文を書いてる今、全盲の男性の方の連れていた盲導犬が何者かに刺されたという新聞記事を目にした。弱者へのこの行為は、卑劣であり絶対に許されるものではない。しかし、こうした事件が起きるということは、他者への想いの欠如でしかない。
11年前に教育支援活動を進めようと私達は「教育支援三アイの会」を設立した。三アイということばに人の心を込めたつもりで、三アイとは三つのあいさつ。1つは日常交わす「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」のあいさつ。その2は「おや?どうしました」「ハンカチを落としましたよ」「ぶつかりますよ」という人を気遣うことば。第3は、人から受けた行為に対して応える「ありがとうございます」「ごめんなさい」。この三つのあいさつこそ人を思う心に通じるもの。私達はその活動を展開し、これからも心を合わせて続けていきたいと思う。

 


                                                  

2014年10月29日 木内昭理事長 教育夢語り 教育支援三アイの会 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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