高齢者が生き生きとする場 ミニデイサービス「一粒の麦」



高齢者が生き生きとする場 ミニデイサービス「一粒の麦」

昼食はみんなでにぎやかに、おしゃべりしながらいただきます

昼食はみんなでにぎやかに、おしゃべりしながらいただきます

シニアを中心にさまざまな人が集い、おしゃべりして食事をして、楽しい時間を共有する「ミニデイサービス〝一粒の麦〟」は開設して11年目を迎え、みんなの情報交換の場にもなっている。
「一粒の麦」は代表の木田典子さん(70)=写真=が2004年11月、私財を投じて土地を購入し、建築された木造平屋の建物。ミニデイサービスは我孫子市から、きらめきデイサービスの委託を受けて運営をしている。
きっかけは、長年にわたり我孫子市の障害者福祉や高齢者福祉などに関わってきた木田さんが95年、デンマークとスエーデンの福祉の現場を視察団として参加。その時に見たのは日本と違いすぎる福祉の現状だった。町(地域)全体(子どももみんな)で高齢者を支えている。特に印象的だったのが、「お年寄りの人達がみんな笑顔を絶やさず、明るい」と言う。自然に囲まれた施設内は自由に散歩もできる。「それに何より皆さんおしゃれ」と笑う。各自、ベッドの周りには写真がたくさん飾ってあって、華やかさを目の当たりにした。さらに、「リデュース、リユース、リサイクルへの取り組みが盛んで、福祉器具は3Rが主で環境に配慮している」とも。
木田さんはこれらに刺激され、「現地で見た高齢者達の生き生きとした生活の場を作りたい」という思いが強くなり、「亡き夫が残してくれたものを利用しよう」と決心。「食事をしながら交流の場として利用できるようにしたい」と建築士と綿密な打ち合わせを重ね、建てた。ミニデイサービスの時間以外は「交流サロン」として、建物ごと時間貸ししている。
ミニデイの利用は毎月、第1・3火曜日と第2・4の金曜日(8月を除く)10時~15時30分まで(昼付き)。現在6~7人が利用している。特にカリキュラムは作っていないが、各自おしゃべりをしたり、五行詩を書いたり、絵を描いたりと好きなことをして楽しんでいる。ここは介護ではなく、高齢者の集まりを通して心身ともに健康を維持することを目的にしている。
木田さんは「将来は、一人暮らしの人が年を取ってきているから通ってくる家ではなく、若い人もいて年寄りもいて、お互いが支えられるような家にできたらいいですね」とほほ笑んだ。
電話04・7107・3730一粒の麦


                                                  

2015年03月25日 高齢者が生き生きとする場 ミニデイサービス「一粒の麦」 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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