万一の時のために… 「着衣泳体験教室」  柏市



万一の時のために… 「着衣泳体験教室」  柏市

web 一昨年夏に伊東沖で起きた水難事故、シュノーケリング中に仲間とはぐれ20時間の漂流の後、救助された会社員のニュースを憶えているだろうか。

40キロの距離を流されながらも助かった事例は大変珍しい。彼が運を味方に付けていた事は否めないが、何よりパニックにならず冷静な判断、行動が出来たという対応力が奏功した手本といえる。

この時はシュノーケリング中だった事もあり、もしかしたらライフジャケットなどを身に着けていたのかもしれない。しかし水難事故犠牲者の内、衣服を着た状態での割合は70パーセント以上。不幸な事故の多くが、普段の服装などの着衣時に起きている。

水難事故犠牲者の割合が他の国に比べて多いといわれる日本。その1/5程といわれるイギリスでは、衣服を着たまま水の中で泳ぐ着衣泳の教育が定着している。小学校を卒業するまでにはほとんどの児童が着衣泳の体験をするという。

着衣泳の認識が低い日本では、数年前より少しずつ意識が高まり始めたもののまだそれほど普及が進んでいない。その為「自分の命を守るための着衣泳の体験は絶対に必要」と呼び掛ける専門家もいる。

柏市水泳協会では、毎年「着衣泳体験教室」を実施している。長袖、長ズボンなどを着用してプールに入り、浮き方、泳ぎ方などを習得する。

柏市水泳協会の池沢さんは「服を着たまま水に入った時の感覚、そして身体を動かした時にどうなるのかを、実際にやってみる事で感じ取って欲しい」と、まずは体験する事の大切さを話す。

水中で、トラブルに見舞われても服を脱がず、背浮きで救助を待つ方法は「UITEMATE」名で世界に広がる日本発の水難対応。

期せずして起こる水難事故。万一の時のため、この夏、ぜひ着衣泳の体験をしてみてはどうだろうか。

【着衣泳体験教室】
※7月24日14時~15時 柏西口第一公園市民プール
※申し込み方法は、広報かしわ6/15版に掲載。
※問い合わせ
☎04・7173・0450(柏洋スイマーズ)
☎04・7191・7399(柏市スポーツ課)


                                                  

2016年06月29日 万一の時のために… 「着衣泳体験教室」  柏市 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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