我孫子を愛した陶芸家 バーナード・リーチ



我孫子を愛した陶芸家 バーナード・リーチ

生涯で最も幸福だった年

三樹荘までの坂道、「天神坂」

三樹荘までの坂道、「天神坂」

今年生誕130年を迎えるバーナード・リーチ。我孫子にあった柳宗悦(やなぎむねよし)邸「三樹荘」に窯を築き100年を記念し、日本民藝館所蔵の我孫子時代のリーチ作品を中心に紹介する特別展「我孫子築窯100周年記念 バーナード・リーチ展」が我孫子市白樺文学館で開催している。
柳邸内のリーチの仕事場、工房として使っていた建物が焼失した際に残ったリーチの代表作品「楽焼駆兎文皿(らくやきくともんざら)」や、初公開となるリーチが我孫子に滞在中の1918年に制作したエッチング「手賀沼」。工房が焼失したエピソードも書かれている志賀直哉の新聞に寄稿された手書きの原稿「思い出すリーチのこと」など、当時の様子を偲ぶ貴重な資料が展示されている。
リーチは、生涯の友となる柳宗悦をはじめとする白樺派の志賀直哉たちと知り合い、1911年に6代尾形乾山に師事。
1917年に我孫子の柳邸に窯を開き、我孫子の地で陶芸への道を踏み出した。後に7代乾山の名を免許される。
リーチの我孫子滞在期間は1919年までと短いものの、我孫子時代の事を後に「私の生涯で最も幸福だった年が始まった」と回想している。
窯のあった「三樹荘」柳邸居宅跡は文学館から徒歩約5分の場所にある(※三樹荘については個人宅のため非公開)。リーチも行き交っていただろう三樹荘までの坂道、「天神坂」をはじめ、リーチの愛した手賀沼周辺を、年末年始、我孫子を訪ね、五感で楽しんではいかがだろう。

ri-chi2特別展「我孫子築窯100周年記念 バーナード・リーチ展」我孫子市白樺文学館
平成29年11月30日~平成30年2月4日。休館:祝日を除く月曜・12月29日~1月3日、9日)我孫子市緑2丁目11番8号(我孫子駅南口徒歩約15分)
入館料:一般300円・高大学生200円
展示内容:陶器9点、額入り素描1点、書簡3点、画像3点ほか。


                                                  

2017年12月20日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: その他の地域 我孫子 東葛ニュース

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