総務担当の男性が開発 旬の野菜スイーツが大人気



総務担当の男性が開発 旬の野菜スイーツが大人気

農産物直売所あびこん

野菜スイーツコーナーで商品を手にする須藤さん

野菜スイーツコーナーで商品を手にする須藤さん

我孫子市内の農産物直売所「あびこん」で、旬の野菜を使ったスイーツが子どもから大人まで幅広い客層に人気だ。手掛けるのは、総務担当の須藤達也さん。異例の大抜擢のようにも聞こえるが、過去の経験がスイーツ作りの原動力となっている。

須藤さんの両親は喫茶店を経営。父が料理を、母がデザートを作る環境の中で育った。高校生の時にハンバーグとチョコレートケーキを作って以来、料理を趣味としてきた。

須藤さんと「あびこん」のかかわりは、現在の場所への移転に向け店が準備をはじめた頃から。規模拡大のため「手伝ってほしい」と幼馴染の農家から声をかけられた。

そして昨年6月の移転からほどなくしてスイーツ作りを買って出た。背景には野菜が苦手な子ども達にも食べてもらいたい、スイーツで我孫子の農業を応援したいとの思いがあった。二人の子どもの野菜嫌い克服のため、野菜を使ったお菓子を作ってきた経験が生きている。

最初の試作は、なす、トマト、きゅうりのマフィン3種類。この中から8月末になすのマフィンが商品化された。以来、試作を重ね、5カ月間で販売されたスイーツはのべ15種類に及ぶ。

須藤さんのスイーツの特長は、野菜の甘みや持ち味を最大限活かしつつ、野菜の存在感を全面に押し出し過ぎない絶妙なバランスにある。須藤さんは、「あびこん」で培った野菜の知識が季節のスイーツ作りに役立っているという。

また、形が不ぞろいなど規格外の野菜を活用している。「あびこん」の大炊三枝子社長は「このような取り組みの積み重ねが、いずれは農業振興、そして後継者育成につながれば」と語る。

店舗内のコーナーには、毎日約5種類のスイーツが並び、お昼頃にその日販売される全種類が揃う。

この時期の一番人気はチョコチップ入りのごぼうスコーン。意外性たっぷりだが、チョコとごぼうの相性が抜群で、ごぼうの食感がやみつきになる一品。また、里芋のパウンドは里芋ならではのしっとり感が特長的で、ブロッコリーのビスケットはサクサクの口当たりが心地よい。「ブロッコリーのビスケットはシチューと一緒に食べるのもおすすめ」と須藤さん。商品化第一号のなすのマフィンも販売再開を楽しみに待っているファンが多い。

現在はかぶを使ったスイーツに挑戦中の須藤さん。将来はねぎにも挑戦したいと目を輝かせる。

■手賀沼親水広場内 水の館1F『あびこん』 我孫子市高野山新田193
☎04・7168・0821


                                                  

2018年01月31日 総務担当の男性が開発 旬の野菜スイーツが大人気 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: その他の地域 我孫子 東葛ニュース

トラックバック&コメント

まだトラックバック、コメントがありません。