貧困家庭の連鎖を防ぐ「ふれあい学習塾」のこれから



貧困家庭の連鎖を防ぐ「ふれあい学習塾」のこれから

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ふれあい学習塾の今後について話し合う東京理科大学ボランティアの皆さん

さまざまな事情から不登校になったり精神的な苦痛を抱えたりしている子どもたちと、家庭、教育現場で問題を抱えている保護者や教師たちを支援する「教育支援三アイの会
2004年に設立されたこの会は、東葛地区の小中学校の元校長と教員が中心となり活動している。

2010年からは生活保護受給および就学援助費受給家庭の子どもたちへ学習支援を行う「ふれあい学習塾」をスタート。主に教員志望の東京理科大学学生ボランティアが講師となって、週1回2時間の勉強会を行うもので、夏季集中講座や受験前の面接指導なども行ってきた。初年度は18人だった参加者は年々増え、昨年の参加者は200人を超えた。

学生ボランティアの東京理科大学2年、原田眞朋さんは「中学生に教えた経験がなかったので始めは手探りでしたが、あまりやる気が見られなかった生徒が勉強するようになり、テストで良い点が取れたと嬉しそうに報告をしてくれた時、この活動の意義を実感した。今後も参加したいと思う。」と話し、同4年の八坂聡さんは「勉強以前に生活の環境が整っておらず、周りの大人に認められていないと感じている子どもも多いため、褒めたり認めてあげたりすることが重要と思う。まずは子どもたちの居場所づくりが目標です。」と話してくれた。

7年間続いた「ふれあい学習塾」だが、今年度は一旦活動を休止している。
教育支援三アイの会理事長の木内昭さんによると「200人を集めて勉強する場所の確保が難しい。場所を2か所、3か所と分けてしまうとその分指導員も増やさねばなない。」とのこと。「悩ましい問題も多いが、今年1年を準備期間として各方面にも協力要請をし、再開への計画づくりをしっかりとして、引き続き子どもたちを支援していきたい」と意気込みを語ってくれた。

NPO法人「教育支援三アイの会 」

柏市柏3丁目6-14 増谷第一ビル402号
TEL:04・7162・2130
※毎週土曜日12時~「夢未来塾サロン」(子育てや自分自身の悩み相談)や、教育カウンセラーによる電話相談なども行っている。


                                                  

2018年05月30日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: その他の地域 東葛ニュース

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