加藤望ヘッドコーチ 監督就任



加藤望ヘッドコーチ 監督就任

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5月13日、柏レイソルは下平隆宏前監督の退任に伴い、加藤望ヘッドコーチの監督就任を発表した。

加藤監督は1992年から2004年まで、前身の日立製作所サッカー部時代より柏レイソルに在籍。1995年のJリーグ昇格時のオリジナルメンバーとしても知られる。現役時代は無尽蔵のスタミナと華麗なテクニックで攻守に欠かせないMFだった。

リーグ中位を彷徨うチームの再興を託された加藤監督は、「クラブも危機感を持って判断したと思います。それを一番に感じて、やらなければいけないという思い。スタッフとしてこのチームにいた中で、自分にもその責任はあるし、そういうものをしっかり受け止めていきたい。目指したいのは、『選手がピッチの上で躍動するサッカー』。『ゴールに迫る。必死に守る』といったサッカー本来の楽しさや、選手それぞれの『意志』が見えるようなサッカーができれば」と所信表明。静かな語り口だったが、強い思いが感じられた。

5月15日の練習初日。ここで行われたゲーム形式のトレーニングを加藤監督は「頭の体操」とし、リフレッシュの意味合いを強調したが、選手たちは随所でこれまでより強度の高い「ゴールに迫る。必死に守る」という姿勢を体現し、新監督へ「意志」を見せたように映った。加藤監督もそんな選手たちを最後の個人練習まで見守り、共に汗を流した。

そして、初陣となった5月20日の名古屋グランパス戦。1週間にも満たない準備期間にもかかわらず、加藤監督の「意志」や「色」を感じとれる試合となった。象徴的なのはキム・ボギョン選手のキャプテン就任であり、中山雄太選手のボランチ起用であり、試合終盤にあった栗澤僚一選手の投入という采配であろう。

「選手起用については、自分の持っているものを全て出し切れるかどうか。それが例えば、チーム状況とか周りの選手とかではなくて、その状況の中で、置かれている立場でどう振る舞っていくかが大事だと思っているので、そこを基準に選手と接していきたい」

そう話す加藤監督のこと、W杯によるリーグ中断期間中にもさまざまな変化をもたらすだろう。まずは6月6日に天皇杯2回戦が控える。「ゴールに迫る。必死に守る」レイソルへの進化が始まった。

(写真・文=神宮克典)


                                                  

2018年05月30日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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