かかりつけ薬局の知っ得情報⑥



かかりつけ薬局の知っ得情報⑥

 「〇〇さん、お薬ができました。一日三回毎食後にお飲みください。お大事に。」処方箋を持って薬局に行くと、薬剤師からこのような言葉をかけられるのではないでしょうか。
毎食後、食前、食間、寝る前など、お薬には色々な飲み方があり、それぞれの薬の特徴を踏まえて決められています。
ある種の糖尿病の薬は、食後の血糖値の上昇を抑える働きがあるため食直前(10分から15分程度前)に服用するようになっています。しかし、これを食後に飲むと薬の効果が期待できなくなります。

 骨粗鬆症の薬の中には「起床時に十分量の水と共に服用してください、また服用後30分は横にならず水以外の飲食並びに他の薬の服用も避けてください。」という飲み方の薬があります。面倒なようですが、食後に飲むと吸収が半分以下になってしまうこと、服用後横になってしまうと食道炎や食道潰瘍になる可能性があることなど、きちんとした理由があるのです。

 逆に、ビタミンEやEPA製剤など、胃の中に食べ物がある事によって薬の吸収が良くなる物もあります。この場合は食後や食直後の服用になります。また、副作用を防ぐために飲み方が決められているものもあります。

 このように、飲み方ひとつで薬の効果に大きな差が出る場合があります。せっかく服用する薬ですから最大の効果を出すため、そして副作用を防止するためにも、きちんと決められた服用方法でお飲みください。

 もし「朝飲むのを忘れたけど、今飲んで大丈夫かな?」など、分からない事があれば、どうか遠慮なさらずに薬局薬剤師にご連絡ください。
 そして何でも相談ができ、服用中の薬を一元的に管理してくれる「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」を持ちましょう。

担当薬剤師 斎藤英祐

一般社団法人 松戸市薬剤師会☎047・360・3600

健康サポート薬局
まり松戸薬局


                                                  

2018年06月27日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 《新連載》かかりつけ薬局の知っ得情報 その他の地域 東葛ニュース

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