目指すのは「ノーボーダー」 障がいを持つ人も楽しめるバリアフリー上映会



目指すのは「ノーボーダー」 障がいを持つ人も楽しめるバリアフリー上映会

パレット柏で開催されたパソコン講習会の様子

パレット柏で開催されたパソコン講習会の様子

 障がい者のための映画上映会やパソコン・スマホ講習会などを主宰している「ちばチャレンジド・ネット『チーム柏』」

 代表の今野正隆さん(66)は「網膜色素変性症」という原因不明の難病で、7年前に視力を失った。40歳を過ぎた頃から、かすみ目や、見えづらい症状はあったが、病名を告知された時は「まさか自分が」という思いだったという。当初は感じることの出来た光も徐々に感じられなくなり、仕事も失い、失意の底にいた今野さん。

 「1年間ぐらい家に閉じこもり、家庭も崩壊しかけました」と、当時を振り返る。
そんな今野さんが視覚障がいガイドヘルパーの、上野京子さんと出会い、少しずつ外出できるようになった頃、高田馬場にある「日本点字図書館」で開催していた、バリアフリー上映会(主催:映画鑑賞推進団体「シティ・ライツ」)を鑑賞。
「見えなくても、音声で映画をみることが出来るんだ」と感激した。

 この上映会を地元の柏で開催できないかと考え、キネマ旬報シアター(当時はTKPシアター)の館長に直談判。念願叶って第一回の上映会を2013年に開催したのが始まりだ。

 「まるっきり見えない僕が活動することに意味があるんです。」と笑顔を見せる今野さん。

 バリアフリー上映会は、視覚障がい者のために音声ガイドを、聴覚障がい者のために字幕と手話弁士によるガイドを取り入れている。
参加者は回を追うごとに増え、今では100人を超えることも。金沢文庫や御宿など遠方から来る人もいるという。

 「高齢化社会においては皆、ある時点で何かの障がいを持つ。身内だけで解決するのは難しくても、色々な人とつながることで希望を持つことが出来ます」と話す。

 毎月第四水曜日10時から、パレット柏で障がいを持つ人やその家族を対象とした「ピアカウンセリング」(要予約)を行っている他、様々なイベントを開催している。

●9月16日(日)9時30分~、視覚障がい者の講師による「折り紙懇親会」参加費500円。
●9月26日(水)12時~「ストレッチ講習会」参加費800円。
場所(共通):パレット柏多目的室A
どなたでも参加できます。

※バリアフリー上映会は9月中旬以降に開催予定。

問い合わせ
070・4346・8338(今野)
メール
m-s-t-k-420@ktf.biglobe.ne.jp

※チャレンジド(Challenged)とは、自己実現や社会参加のため、積極的に活動する障がい者を表すことば。


                                                  

2018年08月29日 目指すのは「ノーボーダー」 障がいを持つ人も楽しめるバリアフリー上映会 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: その他の地域 東葛ニュース

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