ミツバチを育てる  手賀沼トラスト



ミツバチを育てる  手賀沼トラスト

青空の下、皆で楽しく巣箱作り

我孫子市根戸に中世の遺構とされる根戸城址がある。その根戸城址の南側の里山や農地で活動をしている特定非営利活動法人『手賀沼トラスト』。
手賀沼トラストは1999年に「手賀沼周辺の自然景観、生活文化、農地や名所旧跡などを、地域を超えた交流の中で保全管理していくこと」を目的として誕生した団体で、今年2月28日に設立20周年を迎えた。
主な活動内容は、根戸城址や手賀沼周辺の里山の保全。花ハスや菜の花・ヒマワリなどの栽培、有機栽培による冬水田んぼ(※1)で生きものと共生する米づくりなど。    会員それぞれの得意分野とする知識や農作物の栽培技術などを、学びたい人、交流を持ちたい人を対象に教える里山教室や、一般の人が参加出来る〝5月の田植え・ひまわり迷路〟などのイベントを企画・開催。さまざまな活動をしている。
その組織の中、15ある部会の一つに「養蜂部会」がある。この部会は、2011年、会員の富沢崇さんが、我孫子市内の神社でたまたま日本ミツバチを発見。「こんな身近ところに…」と思い、神社の方に許可をもらい巣箱を置いてみたところ、幸運にも用意した巣箱に蜂が住みついてくれたのが養蜂を始めるきっかけとなったそうだ。
それから8年、養蜂部会部員も40人に増え、周りの理解と手助けもあり、管理している7つある巣箱の内、現在3つに蜂が住んでいる。
ミツバチは、春になると巣別れ(分蜂)をはじめる。その季節を前に同部会では、新しい巣箱を手作りし、分蜂に向けての準備をはじめた。

重箱式の巣箱を継ぎ足す作業

巣箱は重箱式で、中にある巣が大きくなり、垂れ下がっていくたび、下に箱を継ぎ足していくと言うもの。
今年の分蜂で、幾つの巣箱に新しいミツバチ群が住み着くのか、参加者はとても楽しみにしているそうだ。
ミツバチは、花や木が育つのに必要な受粉作業を担ってくれる貴重な存在。それを育て増やしていくことが里山保全にも繋がり、その土地に住む人間にも恩恵を与えてくれ、自然と人間との共生に繋がっていく。そんな活動をしている手賀沼トラストでは、活動の趣旨に賛同し、一緒に活動する人を随時募集している。詳しくは『手賀沼トラスト』ホームページへ。

(※1)「ふゆみずたんぼ」とは、米の収穫後、冬から翌春まで、田んぼに水を張り、湿地状態の水田にし、微生物やドジョウ、小魚など多様な生き物が育つ環境を作り、水鳥などの生息域としても活用しようという取り組み。


                                                  

2019年03月27日 ミツバチを育てる  手賀沼トラスト はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: その他の地域 我孫子 東葛ニュース

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