「世界王者の飽くなき挑戦」 国枝慎吾選手 特別無料講演会開催



「世界王者の飽くなき挑戦」 国枝慎吾選手 特別無料講演会開催

車いすのタイヤ交換、大会のエントリーも自ら行うと話す国枝選手

8月10日、麗澤大学で現在世界ランキング1位のプロ車いすテニスプレイヤーで麗澤大学の卒業生でもある国枝慎吾選手の講演会が行われた。麗澤大学オープンカレッジ(通称ROCK)が主催したもの。

初めて海外遠征をした15歳の時、世界NO.1選手の「ラケット一本で食ってんだ」という自信に満ちた姿に「震えるぐらい感動した」という国枝選手は、17歳で丸山弘道コーチと出会い、本格的に世界を目指すようになる。

2004年のアテネパラリンピックのダブルスで金メダルを獲得するも2004年から2006年まで、個人ではずっと世界ランク10位だった。どうにかして殻をやぶりたいと、オーストラリアのコーチングで有名なアンクイーン氏にカウンセリングを受ける。そこでアファメーション(肯定的な断言)トレーニングを勧められ「『NO1になりたい』ではなく、『NO1なんだ!俺は最強だ!』と叫んでみて」と言われ、最初は半信半疑で「I‘m NO.1!」と叫んだ。それを3ヶ月間続けていくうちに練習のクオリティーも上がり、その年の10月には世界一に。以降、試合中も雑念が入りやすい時間帯には「セルフトーク」(自己会話)でポジティブな言葉をつぶやき、弱気の虫を寄せ付けないようにしているという。

2020年の東京オリンピックパラリンピックについては「もちろん金メダルを取るんだ、という気持ち」と語った。パラリンピック後すぐにUSオープンの為にニューヨークへ向かうそうで「金メダルを取ってまたすぐに戦いに行くってかっこいいじゃないですか」と話し、会場を和ませた。

日頃のルーティーンや、奥様との出会いなどの会場からの質問にも笑いを交えながら丁寧に答えた国枝選手。

「私がプロで成功して、他の障がい者の方に夢を与えたい」と話す姿には「王者」と呼ばれるにふさわしい覚悟と努力、孤独に打ち勝ってきた自信に溢れた人柄が垣間見えた。

(写真・文=松原美穂子)

 


                                                  

2019年08月28日 「世界王者の飽くなき挑戦」 国枝慎吾選手 特別無料講演会開催 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

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